作り方と注意
どう集めて、どう選んだか。一覧の顔ぶれは、作り方の選択で変わります。使う前に一度お読みください。
著名度スコアとは
世界:被引用数(対数)の順位 0.4 + 年あたり被引用数の順位 0.4 + 影響引用数(Semantic Scholarが「その後の研究に大きく影響した」と判定した引用の数、対数)の順位 0.2 を合成し、100点満点にしたもの。累積だけだと古典に、年あたりだけだと新しい論文に偏るため両方を使っています。
日本:J-STAGE被引用数(対数)の順位 0.5 + 年あたり被引用数の順位 0.3 + Crossref・Semantic Scholar・OpenAlexの被引用数の最大値(対数)の順位 0.2。
主要400・主要100は、このスコアを軸に、教科書やレビューで定番として参照される論文(専門家判断枠)と、概念ごと・年代ごとの上限枠を組み合わせて選んでいます。
被引用数の時点
Semantic Scholar:2026-10-01、OpenAlex:2026-10-02、J-STAGE・Crossref:2026-10-01。被引用数は日々増えるので、絶対値ではなく順位の目安としてお使いください。年1回の更新を予定しています。
読むときの注意
話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録(要約)をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値の詳細や結論の扱いは原著で確認してください。「要旨の根拠」列が「タイトルと既知情報」の論文はとくに慎重に。
「反証・修正」は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
被引用数は、Google Scholarより少なめに出るデータベース(Semantic Scholar、OpenAlex、J-STAGE)の値です。日本語論文はとくに少なく出ます。
利用について
出典として「はぴテック『ウェルビーイング研究の著名論文一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。誤りに気づかれた場合は、はぴテックまでお知らせください。
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref。
作り方(世界)
- 候補集め:Semantic Scholarで28概念×5年代ごとに被引用数上位の論文を集め(約4,500件)、専門家判断で定番論文を追加、別のAI(ChatGPT)で作った文献マップとも突合して漏れを補った。
- ふるい分け:タイトルと抄録をもとに「中核(幸せか関連概念が中心テーマ)」「周辺」「対象外」に分け、中核だけを一覧に載せた。
- 要旨など:抄録をもとにAI(Claude)が話題・一言でいうと・要旨・分類・幸せの4因子対応を付け、はぴテックが確認した。
- 指標:被引用数と影響引用数はSemantic Scholar、被引用数・FWCI・百分位・分野トピック・掲載誌・巻号頁・オープンアクセス情報はOpenAlexから取得。撤回論文は含まれていない。
- 主要400の選び方:第0段 専門家判断枠(定番・古典、約100件)→第1段 各概念の上位3件を保証→第2段 著名度スコア順(概念ごと上限20件、年代ごと上限)→第3段 残りをスコア順で補充。
作り方(日本)
- 候補集め:J-STAGEで幸福感・生きがい・感謝・自尊感情・本来感・レジリエンスなど約50語のタイトル検索と、主要38誌での補助検索。学会大会発表論文集・予稿集は除外(例外2件)。英語論文は対象外。
- 指標:J-STAGEの被引用文献数を主指標に、Crossref・Semantic Scholar・OpenAlexの被引用数を補助に使った。J-STAGE未収録の古典や学位論文(古谷野ら1989、小塩ら2002、蓮沼2012など)は専門家判断で加え、被引用数は空欄。
- 主要100の選び方:専門家判断枠(約50件)→幸福そのものを扱う概念の上位15件→各概念の上位1件→スコア順(概念ごと上限12件、年代ごと上限)→補充。
研究のつながり(関係メモ・系譜)
- 「先行研究」「後続研究」は、OpenAlexの参照文献データから一覧内の論文どうしの引用関係を機械的に抜き出したもの。引用している=支持している、とは限らない。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限らない。
- 「関係メモ」は主要400・主要100と一部の論文について、先行・後続の一覧と題名・年をもとにAIが関係の性質(後続・発展/反証・修正/再現・検証/統合/論争/先行・基盤/日本語版)を判定して書いたもの。反証・修正は確信があるものだけ。
- 「研究の系譜」シートは、主要な論争・系列の解説と、解説に出てくる論文のIDの引き当て(著者名と年で自動照合)。
注意
- 要旨は抄録ベースで、本文は読んでいない。数値や結論の詳細は原著で確認すること。
- 被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE の値で、Google Scholarより少なめ。順位の目安として使い、絶対値は比較しない。
- Semantic Scholarには出版年の誤りや著者の結合ミスがあり、気づいたものは手で直して「注記」に書いた。残っている可能性はある。
- 400件・100件の枠配分は設計上の選択で、枠を変えれば顔ぶれは変わる。別のAI(ChatGPT)で作った文献マップとの一致は世界400同士で3割程度だった。
- 幸せの4因子(やってみよう/ありがとう/なんとかなる/ありのままに)への対応は、主概念に基づく大まかな割り当て。幸せそのものの研究は「全体」としている。
バージョン
2026-10-07 版(v1.0)。被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02、J-STAGE・Crossref 2026-10-01。