世界の主要ウェルビーイング研究

28の概念

「幸せ」は一語ではない。生活満足と感情、エウダイモニア、フラリッシング。似た言葉の違いを押さえると、論文の読み方が変わります。

一覧の論文はすべて、次の28の概念のどれかに分類しています。各概念のページに、作業上の定義・隣接概念との違い・代表尺度と、その概念の論文を著名度順に並べました。

幸せ本体(13)

A01 ・ 世界82・日本64本
主観的幸福感・生活満足
自分の人生を全体としてどれくらい良いと評価しているか(認知的評価=生活満足)と、日々の感情の良し悪し(感情的評価)を合わ…
A02 ・ 世界10・日本5本
幸福(happiness全般)
幸福(happiness)を直接扱う研究全般。定義を特定せず「幸せ」そのものを論じる理論・一般向け総説を含む。
A03 ・ 世界40・日本5本
心理的幸福感・エウダイモニア
人として良く機能している状態としての幸福。自己受容・人間関係・自律性・環境制御・人生の目的・人格的成長(Ryffの6次元…
A04 ・ 世界29・日本1本
フラリッシング・ポジティブ心理学
感情・心理・社会の各面で良好に機能している「開花」状態と、それを研究するポジティブ心理学の枠組み。
A05 ・ 世界55・日本21本
感情的幸福(ポジティブ感情・快楽的)
ポジティブ感情・ネガティブ感情の経験と、その頻度・強度・機能。拡張-形成理論を含む。
A06 ・ 世界73・日本3本
幸福の経済学(所得・失業・格差)
所得・失業・格差・経済成長と幸福の関係を扱う経済学的研究。イースタリンのパラドクスを含む。
A07 ・ 世界22・日本0本
適応・セットポイント・遺伝
出来事に対する幸福の適応(慣れ)、個人ごとの基準点(セットポイント)、遺伝の寄与。
A08 ・ 世界20・日本13本
文化と幸福(協調的幸福・比較文化)
文化によって幸福の意味・望ましさ・規定因が異なるという研究。協調的幸福感、文化的自己観。
A09 ・ 世界92・日本15本
測定・尺度
幸福・ウェルビーイングを測る尺度・指標の開発と検証。国や自治体の幸福度指標を含む。
A10 ・ 世界63・日本8本
幸福を高める介入
幸福を高めることを目的とした介入(ポジティブ心理学的介入、感謝・親切・強み介入など)とその効果検証。
A11 ・ 世界268・日本75本
職場のウェルビーイング(エンゲージメント・職務満足・JD-R・バーンアウト)
仕事の文脈でのウェルビーイング。ワーク・エンゲイジメント、職務満足、バーンアウト、仕事の要求度-資源モデル。
A12 ・ 世界42・日本4本
幸福と健康・寿命
幸福や前向きな心理状態が健康・寿命に及ぼす影響、およびその逆方向。
A13 ・ 世界28・日本1本
性格と幸福(Big Five)
性格特性(Big Five等)と幸福の関係。外向性・神経症傾向が最も強い予測因。

関連概念(15)

B01 ・ 世界74・日本3本
人生の意味・目的・生きがい
自分の人生に意味・目的があるという感覚。生きがいと重なるが西洋由来の概念。
B02 ・ 世界65・日本29本
成長・自己実現・自己決定理論
成長・自己実現・内発的動機づけ。自己決定理論(自律性・有能感・関係性の3欲求)を含む。
B03 ・ 世界37・日本9本
強み・美徳
性格的強み(VIAの24強み)とその認識・活用。
B04 ・ 世界37・日本4本
フロー・やりがい・天職・有意味な仕事
活動への没頭(フロー)、仕事のやりがい・有意味感、天職感、ジョブ・クラフティング。
B05 ・ 世界32・日本20本
感謝
受けた恩恵を認識し、ありがたく感じる特性・感情と、その表出・介入。
B06 ・ 世界111・日本70本
社会的つながり・孤独・帰属
ソーシャル・サポート、所属感、孤独感、社会関係資本など人とのつながり。
B07 ・ 世界48・日本18本
利他・親切・向社会性
利他行動・親切・向社会的支出・ボランティアと、それが行為者の幸福に与える影響。
B08 ・ 世界119・日本55本
楽観・希望・レジリエンス
楽観性・希望・レジリエンス・心理的資本など、前向きさと回復力。
B09 ・ 世界46・日本39本
自己効力感・統制感
特定の行動を自分がうまく実行できるという信念(自己効力感)と、人生を自分で統制できる感覚。
B10 ・ 世界78・日本66本
自尊感情・自己受容・自己肯定
自分に価値があるという全体的評価(自尊感情)、自分を受け入れる態度(自己受容)、自分への思いやり(セルフ・コンパッション…
B11 ・ 世界41・日本14本
本来感・自律性・自己一致
自分らしくいられている感覚(本来感・authenticity)、自分の価値と行動の一致(自己一致)、自律性。
B12 ・ 世界98・日本15本
マインドフルネス・味わうこと
今この瞬間の経験に評価せず注意を向けるあり方(マインドフルネス)と、良い経験を味わうこと(savoring)。
B13 ・ 世界28・日本3本
視野の広さ・畏敬・好奇心・心理的豊かさ
好奇心・経験への開放性・畏敬・認知の広がり・心理的豊かさなど、視野と探索に関わる概念。
B14 ・ 世界79・日本4本
物質主義・社会的比較(幸福を下げる要因)
物質主義・社会的比較・妬みなど、幸福を下げる方向に働く要因。
B15 ・ 世界65・日本12本
生きがい(ikigai)
生きる価値や張り合いを感じること。日本発の概念で、目的・役割・楽しみ・つながりを含む。
あわせて読む 世界の最新ウェルビーイング研究 → こちらは定番の古典と著名論文。あちらは、AIが毎日集める最新の論文データベース。土台と最前線を行き来できます。
話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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