やってみよう › 成長意欲 出典に諸説あり
「すべてを知ったと思った後に学ぶことこそが、重要なのだ」
It's what you learn after you know it all that counts.
— ジョン・ウッデン 座右の銘として著書・講話で紹介
※ウッデンが広めた格言で、原典には諸説あり
「知り尽くした」と思った瞬間が成長の分岐点
- 心理学では
- この名言は、知的謙虚さ(自分の知識には限界があると認める姿勢)が熟達の先の学びを開く、という考えに重なる。Atirら(2015)は、ある分野に詳しいと自認する人ほど、実在しない用語まで「知っている」と答えやすいことを示した。さらに、詳しいと感じさせる実験操作でも、この傾向は強まった。Ottatiら(2015)の実験でも、自分を専門家だと感じさせると、異なる意見を受け入れにくくなった。「もう分かった」という感覚そのものが、学びの扉を閉じるのである。仕事や趣味で手慣れてきたときこそ、「まだ知らないことは何か」と自問し、初心者や他分野の人の声に耳を傾けることが、次の成長につながる。 参考:Atirら(2015)「When Knowledge Knows No Bounds」 ↗/Ottatiら(2015)「When self-perceptions of expertise…」 ↗