「行動が必ずしも幸福をもたらすとは限らない。しかし行動のないところに幸福は生まれない」
Action may not always bring happiness; but there is no happiness without action.
— ベンジャミン・ディズレーリ 著作・演説より
幸福は行動の先にしか生まれない
- 心理学では
- この名言は、行動活性化(気分が整うのを待たずに先に動き、気分の回復を促す考え方)の原理と重なる。気分は行動に遅れて変わるため、動かなければ喜びに出会う機会も生まれない。Mazzucchelliら(2010)は行動活性化の介入研究をメタ分析し、うつ症状のない一般の人でもウェルビーイング(心の充実感)を高める効果を示した。Sheldon & Elliot(1999)の縦断研究では、自分の価値観に合う目標(自己一致目標)を追う学生ほど目標を達成しやすく、達成後に幸福感が高まっていた。とくに自分が大切にしたいことと結びついた行動ほど、その実りは大きくなる。まずは小さな一歩を今日の予定に組み込むことが、幸福への入り口になる。 参考:Mazzucchelliら(2010)「Behavioral activation intervention…」 ↗/Sheldon & Elliot(1999)「Goal striving, need satisfaction, …」