なんとかなる › 心配ごとがない 出典に諸説あり
「どうにもならないことは、どうにもならない。どうにかなることは、どうにかなる」
— 夏目漱石(とされる) 典拠不詳
※漱石の著作に該当句は確認されていない
統制不能なものは手放し、統制可能なものは信じる
- 心理学では
- この言葉は、ストレス研究でいう「統制可能性の評価」(その状況を自分の力で変えられるかの見きわめ)と、それに応じた対処の使い分けを言い表している。変えられる問題には問題焦点型対処(原因に直接働きかける)、変えられない問題には情動焦点型対処(受け止め方や気持ちを整える)を選ぶという考え方である。Cheng(2001)は大学生を対象に、日常場面と実験室の両方で、状況の統制可能性に合わせて対処を切り替えられる人ほど、心理的な適応が良好であることを示した。Chengら(2014)のメタ分析でも、こうした対処の柔軟性は心の健康の良さと関連していた。心配ごとが浮かんだら、まず「自分が動かせることか」を紙に書き分ける。動かせることには小さな一歩を、動かせないことには受け流す工夫を当てることが、心の荷を軽くする助けになる。 参考:Cheng(2001)「Assessing coping flexibility in re…」 ↗/Chengら(2014)「Coping flexibility and psychologic…」 ↗