「人生に恐れるべきものは何もない。理解すべきものがあるだけだ」
Nothing in life is to be feared, it is only to be understood.
— マリー・キュリー 発言として伝わる
恐れは理解によって解消できる
- 心理学では
- この名言は、恐れの正体を言葉にして捉え直す「再評価(出来事や感情の意味づけを変えること)」の考え方と重なる。Liebermanら(2007)は、怒りや恐れの表情の写真を見せる脳画像実験で、感じている感情を言葉で名づける「感情ラベリング」によって、扁桃体(恐怖に反応する脳部位)の活動が弱まることを示した。またJamiesonら(2012)の実験では、人前で話す課題の前に、緊張による体の高ぶりを「挑戦に備える役立つ反応」と理解するよう教えられた人は、心臓血管の反応が効率的になり、脅威への注意の偏りも小さくなった。不安を感じたら、何が怖いのかを書き出し、体の反応の意味を知ることが、新しい一歩を踏み出す助けになる。 参考:Liebermanら(2007)「Putting Feelings Into Words」 ↗/Jamiesonら(2012)「Mind over matter: Reappraising aro…」 ↗