「努力を努力だと思ってる時点で、好きなやつには勝てない。俺は好きだから、やってるだけ」
— 明石家さんま ラジオ・番組での発言の趣旨
「努力は報われる」という言葉が嫌い、と語る文脈での持論。歯を食いしばる努力は、笑いながらやる「好き」に長期戦で敵わない ── 60年笑い続ける本人の稼働時間が、そのまま証明になっている
- 心理学では
- この言葉は、内発的動機づけ(活動そのものの楽しさから生まれるやる気)と、調和的情熱(好きな活動が生活に無理なく溶け込んだ状態)の強さを語っている。Vallerandら(2007)はバスケットボールや水球などの選手を対象とした研究で、活動への情熱が強い人ほど上達のための意図的な練習に多くの時間を注ぎ、その練習量が成績の高さと結びつくことを示した。好きだからこそ、練習が自然に積み重なるのである。ただし、やめられない焦りに駆られる情熱は消耗を招きやすく、楽しさを保つ工夫と組み合わせるとよい。日々の仕事でも、自分が「好き」と感じる部分を見つけて時間を注ぐことが、長く続く力につながる。 参考:Vallerandら(2007)「On the Role of Passion in Performa…」 ↗