「強みの上に築け」
Build on strengths.
— ピーター・ドラッカー 『経営者の条件』(1966)での趣旨
弱みの克服より強みの活用が成果を生む
- 心理学では
- 「強みの上に築け」は、心理学でいう強みの活用(自分の得意な特性を日々の行動で使うこと)の勧めである。得意なことを使う場面では、自己効力感(「やればできる」という見通し)も育ちやすい。Seligmanら(2005)の無作為化実験では、自分の代表的な強みを毎日新しいやり方で使う課題に取り組んだ人は、その後長期にわたって幸福感が高く、抑うつが低かった。Woodら(2011)の縦断研究でも、強みをよく使う人ほど、その後の活力や自尊心の上昇、ストレスの低下と関連していた。仕事でも暮らしでも、弱点の穴埋めより先に、自分の得意をどこで生かせるかを考えることが、成果と充実感の両方につながる。 参考:Seligmanら(2005)「Positive Psychology Progress: Empi…」/Woodら(2011)「Using personal and psychological s…」