「日はまた昇り、日は沈み、またその昇ったところに急ぎ行く」
The sun also rises, and the sun goes down.
— 旧約聖書 コヘレトの言葉(伝道の書)1:5
ヘミングウェイ『日はまた昇る』の題辞でも有名
世界は巡り、朝は必ず戻ってくる
- 心理学では
- この一節は、心理学でいう「無常性の認識」(つらい状態もいずれ移り変わると捉えること)に通じる。悪い出来事を「ずっと続く」と捉える説明スタイル(出来事の原因の捉え方の癖)が無力感や落ち込みにつながることは、Abramsonら(1978)の改訂学習性無力感理論で論じられている。Bruehlman-Senecal & Ayduk(2015)は学生を対象とした一連の実験で、つらい出来事を数年先の視点から眺めるよう促すと苦痛が和らぎ、その背景に「この状況は永遠ではない」という感覚の高まりがあることを示した。苦しい夜には、朝がまた来ることを思い出し、今を長い時の流れの一部として眺め直すことが助けになる。 参考:Abramsonら(1978)「Learned helplessness in humans: Cr…」 ↗/Bruehlman-Senecal & Ayduk(2015)「This too shall pass: Temporal dist…」 ↗