ウェルビーイングの調査・報告書

2022年版

国民生活に関する世論調査(令和4年10月調査)

内閣府 政府広報室

内閣府が令和4年10月に実施し、2023年2月16日に結果を掲載した「国民生活に関する世論調査」の号である。最大の話題は、現在の生活に「満足」とする人が51.8%と前回調査の55.3%から下がり、「不満」が47.8%(前回44.3%)に上がった点である。所得・収入や資産・貯蓄など暮らしの多くの面で満足が下がる一方、レジャー・余暇生活の満足は上昇した。政府への要望では「物価対策」を挙げた人が前回の32.9%から64.4%へとほぼ倍増した。

この号の内容

生活満足度は51.8%に低下

現在の生活に「満足」とする人は51.8%で、「満足している」7.5%と「まあ満足している」44.3%の合計である。「不満」は47.8%で、「やや不満だ」35.4%と「不満だ」12.4%の合計である。前回調査と比べると「満足」は55.3%から51.8%に下がり、「不満」は44.3%から47.8%に上がった。性別では「満足」は女性、「不満」は男性で高く、年齢別では「満足」は18〜29歳で高い。

📖 報告書では:調査結果の概要「1 現在の生活について」—「現在の生活に対する満足度」(表2-1、表2-2)

お金の面で不満が多数派

生活の各面で「満足」とする割合は、食生活71.7%、住生活66.5%、耐久消費財58.9%、自己啓発・能力向上53.5%、レジャー・余暇生活44.8%、所得・収入34.9%、資産・貯蓄29.3%である。資産・貯蓄では「不満」が70.2%、所得・収入では64.8%に達する。前回と比べ、所得・収入の満足は39.7%→34.9%、資産・貯蓄は32.7%→29.3%、耐久消費財は62.7%→58.9%、食生活は76.0%→71.7%と下がった。一方でレジャー・余暇生活の満足は34.3%→44.8%と上昇し、不満は64.2%→53.2%に下がった。

📖 報告書では:調査結果の概要「1 現在の生活について」—「現在の生活の各面での満足度」(表3-1、表3-2)および各面の項目(表4〜表10)

充実感58.6%、悩み・不安78.0%

日頃の生活で充実感を「感じている」人は58.6%、「感じていない」人は39.1%で、「感じていない」は前回の43.0%から下がった。充実感を感じる時(1,711人に質問、複数回答)は「ゆったりと休養している時」52.3%が最多で、「友人や知人と会合、雑談している時」は35.7%→42.3%に上昇した。悩みや不安を「感じている」人は78.0%で、前回から大きな変化はない。悩みの内容(1,473人に質問、複数回答)は「老後の生活設計について」63.5%(前回58.5%)、「自分の健康について」59.1%、「今後の収入や資産の見通しについて」57.1%の順に高い。

📖 報告書では:調査結果の概要「1 現在の生活について」—「現在の生活の充実感」「充実感を感じる時」「日常生活での悩みや不安」「悩みや不安の内容」(表11〜表14)

去年より低下が32.6%に

生活が去年の今頃と比べて「低下している」とした人は32.6%で、前回の25.9%から上昇し、「同じようなもの」は70.2%から62.4%に下がった。「向上している」は4.7%にとどまる。今後の生活の見通しは「同じようなもの」62.0%、「悪くなっていく」27.9%、「良くなっていく」7.7%で、前回から大きな変化はない。「悪くなっていく」は男性、50歳代・60歳代で高い。生活の程度は「中の中」48.9%、「中の下」26.2%が多い。

📖 報告書では:調査結果の概要「1 現在の生活について」—「去年と比べた生活の向上感」「生活の程度」、「2 今後の生活について」—「今後の生活の見通し」(表1、表18、表19)

ゆとり・価値観・働く目的

休んだり好きなことをしたりする時間の「ゆとりがある」人は62.2%で、前回の65.6%から下がった。今後の生活で力を入れたい面は「健康」71.7%が最多である。「これからは心の豊かさ」は51.7%、「まだ物の豊かさ」は46.9%、「毎日の生活を充実させて楽しむ」は52.9%、「貯蓄や投資など将来に備える」は46.2%である。働く目的は「お金を得るために働く」63.3%が最多で、理想の仕事は「収入が安定している仕事」62.8%、「私生活とバランスがとれる仕事」53.7%の順である。収入と自由時間では「収入をもっと増やしたい」53.7%が「自由時間をもっと増やしたい」41.9%を上回る。

📖 報告書では:調査結果の概要「1 現在の生活について」—「時間のゆとりの有無」、「2 今後の生活について」、「3 生き方、考え方について」(表15、表20〜表26)

物価対策の要望がほぼ倍増

政府が力を入れるべきこと(複数回答)は「医療・年金等の社会保障の整備」64.5%、「物価対策」64.4%、「景気対策」62.6%、「高齢社会対策」52.0%の順である。前回と比べ「物価対策」は32.9%から64.4%へ、「景気対策」は55.5%から62.6%へ上昇した。「景気対策」は18〜29歳・30歳代で、社会保障と高齢社会対策は60歳代・70歳以上で高い。

📖 報告書では:調査結果の概要「4 政府に対する要望について」—「政府に対する要望」(表27-1、表27-2)

日本の結果

日本全国を対象とした調査であり、現在の生活に「満足」とする人は51.8%(満足している7.5%+まあ満足している44.3%)で、前回の55.3%から低下した。「不満」は47.8%で前回の44.3%から上昇した。日頃の生活で悩みや不安を感じている人は78.0%にのぼり、内容は老後の生活設計(63.5%)が最も多い。今後の生活は「同じようなもの」62.0%、「悪くなっていく」27.9%である。

この号の調べ方

内閣府政府広報室が令和4年10月に実施した世論調査で、結果は2023年2月16日に掲載された。生活満足度は「満足している」「まあ満足している」「やや不満だ」「不満だ」の4段階で尋ね、上位2つの合計を「満足」、下位2つの合計を「不満」としている。結果は前回調査との比較、都市規模別・性別・年齢別に整理されている。抜粋には回答者総数の記載はなく、充実感を感じる時は1,711人、悩みや不安の内容は1,473人を対象とした質問である。

この号から言えること

  • 生活満足度の低下は所得・収入、資産・貯蓄、食生活などお金や物価に関わる面の満足の低下と同時に起きており、政府への要望でも物価対策が32.9%から64.4%に跳ね上がった。
  • レジャー・余暇生活の満足(34.3%→44.8%)や、友人・知人との会合や雑談に充実感を感じる人(35.7%→42.3%)は上昇しており、全体の満足低下とは逆の動きを示す項目がある。
  • 若い層(18〜29歳)ほど生活満足や充実感が高い傾向がある一方、悩みの内容は年代で異なり、30〜50歳代は収入・資産の見通し、50〜60歳代は老後の生活設計を挙げる割合が高い。

読むときの注意

「満足」「不満」などの数字は4段階のうち2つを合計した値であり、「満足している」と強く答えた人は7.5%にとどまる点に注意が必要である。属性別の結果は「高くなっている」という記述のみで、差の大きさは抜粋には示されていない。また前回調査の実施時期は抜粋に書かれておらず、変化の要因について調査自体は因果を示していない。

出典

主に参照した箇所:公式ページ「1ページ目-国民生活に関する世論調査(令和4年10月調査)」の調査結果の概要(1 現在の生活について〜4 政府に対する要望について、表1〜表27)。この記事は、上の公式資料に書かれていることだけをもとにAIが書き、記事中の数字が元資料にあることを照合しています(2026-10-12取得)。正確な値や文脈は原典で確かめてください。

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