ウェルビーイングの調査・報告書
「日本の幸福度は何位?」の、その先へ。幸せを測る国際比較調査・公的統計・報告書を、何をどう測っているか、日本はどうだったか、毎年の版まで並べました。
52の調査・報告書 × 各年版159 × 日本の調査13
世界幸福度報告の順位はよくニュースになりますが、「どんな問いで」「誰に」「どう測ったか」まで知ると、数字の読み方が変わります。ここでは、世界と日本の主な調査・報告書を、測り方・規模・頻度・データの入手先・日本の結果、そして読むときの注意とあわせて整理しました。毎年出る調査は、年ごとの版と主な結果も並べています。
URL・数字は公式の資料で確かめたものだけを載せ、確認日を添えています。
テーマから
国と社会(33)
国ごとの幸福度、生活満足度、価値観。国際比較と各国の公式統計。
子ども・教育(12)
子ども・若者の幸福度、自己肯定感、学校と教員のウェルビーイング。
仕事(8)
働く人の幸せと不幸せ、エンゲージメント、従業員の幸福と企業業績。
健康(9)
こころの健康、ストレス、加齢と健康。
地域・自治体(3)
地域や自治体の幸福度指標。
測り方(21)
幸福をどう測るか。指標の枠組みとガイドライン。
まず知っておきたい調査
報告書・指針毎年
世界幸福度報告
World Happiness Report
各国の人が自分の人生を0〜10で評価した平均を、3年分まとめて国別ランキングにする年次報告書。
パネル調査毎年
Global Flourishing Study(グローバル・フラーリシング・スタディ)
Global Flourishing Study
22か国・20万人以上を毎年追跡し、幸福・健康・意味・人柄・人間関係・経済の6領域を測るパネル調査。
国際比較調査3年ごと
OECD 生徒の学習到達度調査(PISA):生徒の幸福度の質問
Programme for International Student Assessment (PISA): student well-being
学力調査に合わせて15歳に生活満足度や学校への所属感を尋ね、国際比較する質問調査。
国内の公的調査日本3年ごと
こども・若者総合調査(旧 こども・若者の意識と生活に関する調査)
こども大綱の目標の進み具合を見るため、10〜39歳の幸福感・居場所・孤独などを尋ねる政府調査。
民間調査日本不定期
はたらく人の幸せに関する調査(パーソル総合研究所×慶應義塾大学 前野隆司研究室)
働くことを通じた幸せと不幸せを7因子ずつで測る尺度を作り、日本の就業者の実態を調べた調査。
国際比較調査毎年
Gallup グローバル職場環境調査(State of the Global Workplace)
State of the Global Workplace
世界の働く人の仕事への熱意(エンゲージメント)と、ストレスや人生の評価を国別に比べる年次報告書。
発表カレンダー
例年の発表月が分かっている調査です。今月の欄に印が付きます。
日本の調査(13)
国内の公的調査日本毎年
全国学力・学習状況調査(児童生徒質問調査)
学力調査と同時に、自己肯定感や幸福感などを対象学年の全員に尋ねる質問調査。
国内の公的調査日本3年ごと
こども・若者総合調査(旧 こども・若者の意識と生活に関する調査)
こども大綱の目標の進み具合を見るため、10〜39歳の幸福感・居場所・孤独などを尋ねる政府調査。
国際比較調査日本不定期
我が国と諸外国のこどもと若者の意識に関する調査
日本と欧米4か国の13〜29歳の意識を比べ、日本の若者の特徴を探る国際比較調査。
パネル調査日本毎年
子どもの生活と学びに関する親子調査(東京大学社会科学研究所×ベネッセ教育総合研究所)
Japanese Longitudinal Study of Children and Parents
同じ親子約2万組を小1から高3まで毎年追い、学びと生活、幸せ実感の変化をみるパネル調査。
民間調査日本不定期
はたらく人の幸せに関する調査(パーソル総合研究所×慶應義塾大学 前野隆司研究室)
働くことを通じた幸せと不幸せを7因子ずつで測る尺度を作り、日本の就業者の実態を調べた調査。
報告書・指針日本単発
幸福度に関する研究会報告――幸福度指標試案(内閣府 経済社会総合研究所 幸福度に関する研究会, 2011)
Measuring National Well-Being – Proposed Well-being Indicators
主観的幸福感を中心に、経済・健康・関係性の3本柱で日本の幸福度指標を試作した政府の報告。
報告書・指針日本毎年
荒川区民総幸福度(GAH)に関する研究報告書と区民アンケート調査(荒川区自治総合研究所・荒川区)
Gross Arakawa Happiness
東京都荒川区が区民の幸福実感を独自の46指標で毎年測り、区政に生かす自治体の取り組み。
国内の公的調査日本毎年
満足度・生活の質に関する調査(報告書「我が国のWell-beingの動向」)
生活満足度(0〜10)と13分野の満足度を毎年尋ね、日本のWell-beingの動きを示す内閣府の調査。
報告書・指針日本単発
第4期教育振興基本計画(「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」)
2023〜2027年度の国の教育政策で「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」を柱に掲げた計画。
国内の公的調査日本毎年
国民生活に関する世論調査(内閣府)
生活の満足度や充実感、悩み・不安を尋ね、1964年からの時系列で追える内閣府の世論調査。
報告書・指針日本毎年
こども白書(旧 子供・若者白書)
こども基本法にもとづき、こども・若者の状況と政府の施策を毎年国会に報告する法定白書。
データベース日本
地域幸福度(Well-Being)指標(デジタル庁)
暮らしやすさと幸福感を、住民アンケートと客観データで市区町村ごとに見える化する国の指標。
国内の公的調査日本3年ごと
国民生活基礎調査(健康票の「こころの状態」K6)
3年ごとの大規模調査で、約65万人のこころの状態(K6)などを調べる厚生労働省の基幹統計。