ウェルビーイングの調査・報告書

2025年版テーマ:大規模調査(世帯・健康・介護・所得・貯蓄)。参照できた本文は世帯構造の変化が中心

2025(令和7)年 国民生活基礎調査の概況(大規模調査)

厚生労働省

厚生労働省の「2025(令和7)年 国民生活基礎調査の概況」は、3年ごとに実施する大規模調査の14回目の結果である。公式の概要メモによると、こころの状態を測るK6(過去1か月の気分を6問・各0〜4点で尋ね、合計0〜24点で表す尺度で、点が低いほど心理的な負担が小さい)は「0〜4点」が71.1%で最も多い。ただし今回参照できた本文の抜粋は、世帯数と世帯人員を扱う第Ⅰ章までである。そこでは、全国5505万8千世帯のうち単独世帯が35.4%を占めて最も多く、65歳以上の者のいる世帯が全世帯の50.2%に達している。

この号の内容

調査の仕組みと規模

国民生活基礎調査は、保健・医療・福祉・年金・所得など国民生活の基礎的事項を調べ、厚生労働行政の基礎資料を得るための調査である。1986(昭和61)年を初年として3年ごとに大規模調査を行い、その間の年は簡易な調査を行う。2025年は14回目の大規模調査にあたる。世帯票・健康票は5,530地区のすべての世帯(約30万世帯)と世帯員(約65万4千人)を対象に、2025年6月5日に実施した。集計客体数は、世帯票・健康票が187,633世帯、所得票・貯蓄票が16,921世帯、介護票が5,260人である。

📖 報告書では:調査の概要(01.pdf p.1–2、報告書p.1–2)「2 調査の対象及び客体」「7 結果の集計及び集計客体」

単独世帯が35.4%で最多

2025年6月5日現在、全国の世帯総数は5505万8千世帯である。世帯構造別では「単独世帯」が1947万7千世帯(35.4%)で最も多い。次いで「夫婦のみの世帯」が1362万6千世帯(24.7%)、「夫婦と未婚の子のみの世帯」が1340万6千世帯(24.3%)である。単独世帯の割合は1986年には18.2%だった。平均世帯人員は1986年の3.22人から2.17人に減っている。

📖 報告書では:結果の概要Ⅰ-1「世帯構造及び世帯類型の状況」(02.pdf p.1、報告書p.3)表1、図1

65歳以上のいる世帯が半数

65歳以上の者のいる世帯は2761万4千世帯で、全世帯の50.2%を占める。この割合は1986年には26.0%だった。世帯構造別では「単独世帯」が933万5千世帯(33.8%)で最も多い。次いで「夫婦のみの世帯」が882万8千世帯(32.0%)、「親と未婚の子のみの世帯」が554万9千世帯(20.1%)である。一方、三世代世帯は1986年の44.8%から5.8%に減っている。

📖 報告書では:結果の概要Ⅰ-2「65歳以上の者のいる世帯の状況」(02.pdf p.2、報告書p.4)表2、図2

高齢者世帯の半数超が単独

高齢者世帯は1754万6千世帯で、全世帯の31.9%にあたる。高齢者世帯のうち「単独世帯」が933万5千世帯(53.2%)、「夫婦のみの世帯」が755万9千世帯(43.1%)である。65歳以上の単独世帯の内訳は、男37.6%、女62.4%である。年齢構成では、男は「70〜74歳」が25.0%、女は「85歳以上」が24.5%で最も多い。

📖 報告書では:結果の概要Ⅰ-2(02.pdf p.3、報告書p.5)表3、図3、図4

子と同居する高齢者は3割台

65歳以上の者は4024万5千人である。家族形態別では「夫婦のみの世帯」の者が1638万7千人(40.7%)で最も多い。次いで「子と同居」が1296万6千人(32.2%)、「単独世帯」が933万5千人(23.2%)である。「子と同居」の割合は1986年には64.3%だった。性別では、男は「夫婦のみの世帯」の割合が高い。女は年齢が高くなるにつれて「単独世帯」と「子夫婦と同居」の割合が高くなる。

📖 報告書では:結果の概要Ⅰ-3「65歳以上の者の状況」(02.pdf p.4、報告書p.6)表4、図5

児童のいる世帯は16.7%

児童のいる世帯は917万4千世帯で、全世帯の16.7%である。この割合は1986年の46.2%から大きく下がっている。児童が1人の世帯が50.1%、2人の世帯が38.3%で、平均児童数は1.63人である。児童のいる世帯で母が「仕事あり」の割合は81.2%で、2004年の56.7%から上昇した。内訳は正規の職員・従業員が34.7%、非正規が35.8%である。

📖 報告書では:結果の概要Ⅰ-4「児童のいる世帯の状況」(02.pdf p.5–6、報告書p.7–8)表5、表6、図6、図7

日本の結果

本調査は日本全国の世帯と世帯員を対象とする。公式の概要メモによると、こころの状態(K6)は「0〜4点」が71.1%で最も多い。同メモは、2024年の1世帯当たり平均所得を575万2千円、相対的貧困率を15.0%、子どもの貧困率を11.0%、生活が「苦しい」とする世帯を55.4%としている。参照できた本文では、単独世帯が全世帯の35.4%、65歳以上の者のいる世帯が50.2%、高齢者世帯が31.9%である。

この号の調べ方

全国の世帯と世帯員が対象である。世帯票・健康票は、2020年国勢調査区から層化無作為抽出(地域などで層に分けてから無作為に選ぶ方法)した5,530地区で、2025年6月5日に実施した。所得票・貯蓄票は2,000単位区の約3万世帯を対象に、同年7月10日に実施した。こころの状態(K6)は健康票の調査事項に含まれる。世帯は調査票に自ら記入するか、オンラインで回答する。

この号から言えること

  • 単独世帯が35.4%で最も多い世帯構造となり、1986年の18.2%から約2倍に増えている。
  • 65歳以上の者のいる世帯が全世帯の半数(50.2%)を占める。その中では単独世帯と夫婦のみ世帯が中心で、三世代世帯は5.8%にとどまる。
  • 児童のいる世帯は16.7%まで減った。一方、その世帯で母が仕事を持つ割合は81.2%に上がっている。
  • K6で「0〜4点」(心理的負担が小さい層)が71.1%と最も多い、というのが公式メモの要点である。

読むときの注意

今回の元資料の抜粋は、調査の概要と結果の概要第Ⅰ章(世帯数と世帯人員)までである。K6・所得・貧困率の数値は公式の概要メモによるもので、本文の該当表は抜粋に含まれていない。K6の分布や所得の詳細は、原典の第Ⅲ章「世帯員の健康状況」・第Ⅱ章「各種世帯の所得等の状況」で確かめる必要がある。

出典

主に参照した箇所:調査の概要(01.pdf p.1–2)、結果の概要Ⅰ「世帯数と世帯人員の状況」(02.pdf p.1–6、報告書p.3–8)。この記事は、上の公式資料に書かれていることだけをもとにAIが書き、記事中の数字が元資料にあることを照合しています(2026-10-12取得)。正確な値や文脈は原典で確かめてください。

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