超・極低出生体重児の両親が語る家族レジリエンス
Family resilience according to the narratives of parents of very low and extremely low birth weight infants
南 香奈、島田 啓子、藤田 景子(2017)日本助産学会誌, 31(2), 153–164
NICUに入院した超・極低出生体重児の両親の語りから、家族の再構築を支える6つの家族レジリエンスを導いた。
要旨根拠:抄録
超・極低出生体重児を持つ夫婦の語りから、子どもがNICU(=新生児集中治療室)を退院するまでの家族レジリエンス(=家族として困難から立ち直る力)を探索することを目的とした。夫婦8組16人に半構造化インタビューと参加観察を行い、解釈学的現象学的アプローチで分析した。夫婦は突然の衝撃による混乱、非日常と日常の融合、我が家の生活の立て直しという3つの様相を経て家族を再構築していた。その過程で、感情のキャッチボール、「普通の子じゃない」という捉われからの脱却、共有時間による絆、地域での仲間との交流、子ども優先の生活との折り合い、親としてのアイデンティティの擦り合わせ、の6つのテーマが導かれた。看護者が夫婦の持つ力に注目し、その発揮を支援する重要性が示された。
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