「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」
Genius is one percent inspiration, ninety-nine percent perspiration.
— トーマス・エジソン 1900年代初頭の発言と伝わる
「1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄」という日本での解釈は後付けの俗説
才能より努力の量と質が成果を決める
- 心理学では
- エジソンの言う「99%の努力」は、心理学でいう熟達化(ある分野で技能を高めていく過程)の考え方と重なる。Ericssonら(1993)は音楽学校のバイオリン専攻生を調べ、評価の高い学生ほど、意図的練習(改善点に絞って集中的に取り組む練習)を長年にわたり多く積み重ねていたことを示した。さらにDuckworthら(2011)は全米スペリング大会の出場者を調べ、グリット(長期目標への情熱と粘り強さ)の高い子どもほど意図的練習に多くの時間を割いており、それが好成績と結びついていたことを報告した。日々の仕事でも、苦手な部分を一つ選んで集中して磨く時間を確保することが、ひらめきを生かす土台になる。 参考:Ericssonら(1993)「The role of deliberate practice in…」 ↗/Duckworthら(2011)「Deliberate Practice Spells Success」 ↗