「私は、このままで十分である(I am enough)」
— ブレネー・ブラウン 『The Gifts of Imperfection』(2010)ほか
欠乏の物語から充足の前提へ切り替える
- 心理学では
- この言葉は、心理学でいう無条件の自己価値(成果や評価に左右されない「自分には価値がある」という感覚)を、自分に向けて言い直す宣言である。Crocker & Park(2004)は多くの研究を整理し、成績や他人の承認を得たときだけ自分を認める「条件つきの自尊感情」を追い求める人ほど、不安や対人関係のこじれを抱えやすいことを示した。またCreswellら(2005)の実験では、大切にしている価値観について書いてからストレス課題に臨んだ大学生は、ストレスホルモンの反応が小さかった。うまくいかない日ほど、結果とは別に自分が大切にしているものを思い出し、「このままで十分」と唱えてから次の一歩に向かうことが助けになる。 参考:Crocker & Park(2004)「The Costly Pursuit of Self-Esteem.」 ↗/Creswellら(2005)「Affirmation of Personal Values Buf…」 ↗