「人は愛によって生きる」
— レフ・トルストイ 『人はなんで生きるか』(1885)
物語全体の主題。要旨
人を生かしているのは打算ではなく愛である
- 心理学では
- この名言は、心理学でいう「所属欲求」(他者と安定した温かい関係を持ちたいという基本的な欲求)の考え方と重なる。Baumeister & Leary(1995)は多くの研究を検討し、つながりへの欲求は人間の根源的な動機であり、満たされないと心身の不調が生じやすいと論じた。Holt-Lunstadら(2010)は、人々を長期に追跡した多数の研究をメタ分析(複数の研究結果を統合する手法)した。その結果、社会的関係が豊かな人ほど生存率が高いことを示した。愛は心の飾りではなく、生きる土台である。身近な人に日々の感謝や気づかいを言葉で伝えることが、その土台を育てることにつながる。 参考:Baumeister & Leary(1995)「The need to belong: Desire for int…」/Holt-Lunstadら(2010)「Social Relationships and Mortality…」 ↗