世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B06 社会的つながり・孤独・帰属 ・ W0006
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所属欲求:人間の根本的動機としての対人的愛着への欲求

The need to belong: desire for interpersonal attachments as a fundamental human motivation.

R. Baumeister, M. Leary(1995)Psychological bulletin, 117(3), 497–529

ひとことで
所属欲求の理論

安定した人間関係を形成・維持したいという所属欲求が、人間の強力で普遍的な根本的動機であることを示した。

要旨根拠:抄録

本論文は、強く安定した対人関係を築き維持したいという欲求(所属欲求)が人間の根本的な動機であるという仮説を、既存の実証研究に照らして検討した総説である。この欲求は、継続する関係の中で頻繁かつ不快でない交流を持つことへの欲求と定義される。人々はほとんどの条件下で容易に愛着を形成し、既存の絆の解消に抵抗することが確認された。所属は感情や認知過程に多面的で強い影響を与え、愛着の欠如は健康、適応、ウェルビーイングの悪化と結びついていた。飽和(=満たされると求めなくなること)や代替可能性などの証拠も仮説と整合し、一見の反例も仮説を否定しなかった。つながりが幸福の土台であることを示す基礎理論として、その後の孤独・帰属研究の出発点となった。

関係メモ——この研究のその後

  • 後続・発展W0001 Ryan & Deci(2000)が関係性を基本的心理欲求の一つに位置づけ、W0212 Leary & Baumeister(2000)のソシオメーター理論が自尊感情を所属状態の指標とみなし、W0208 Walton & Cohen(2011)が所属感への短い介入で少数派学生の成績と健康が改善することを示した
  • 統合(メタ分析)W0056 Holt-Lunstad(2010)が社会的関係の乏しさが死亡リスクを高めることを示し、所属欲求の重要性を健康面から裏づけた

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

この論文が出てくる研究の系譜

研究のつながり

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https://doi.org/10.1037/0033-2909.117.3.497
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DOI
10.1037/0033-2909.117.3.497

文献表記(APA第7版)

Baumeister, R. F., & Leary, M. R. (1995). The need to belong: desire for interpersonal attachments as a fundamental human motivation. Psychological bulletin, 117(3), 497–529. https://doi.org/10.1037/0033-2909.117.3.497

影響力の指標

著名度スコア
99.6 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 22,538(うち影響引用 1,153)・ OpenAlex 22,037
年あたり被引用
704.3
FWCI
69.7(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Attachment and Relationship Dynamics
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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