「外を見る者は夢を見、内を見る者は目覚める」
Who looks outside, dreams; who looks inside, awakes.
— カール・グスタフ・ユング 書簡(1916)
自己理解は内面への注視から始まる
- 心理学では
- ユングの言う「内を見る」ことは、心理学でいう内省(自分の考えや感情に注意を向けること)にあたり、その先に自己概念の明確さ(自分がどんな人間かがはっきりしている感覚)がある。Campbellら(1996)は大学生を対象とした相関研究で、自己概念が明確な人ほど自尊心が高く、神経症傾向が低いことを示した。Trapnell & Campbell(1999)は内省を、好奇心による「省察」と不安による「反すう」に分け、前者は開放性と、後者は神経症傾向と関連することを明らかにした。ただし、気分が沈むときは考え込みすぎず、好奇心をもって自分を眺める姿勢を保つとよい。一日の終わりに「今日、何に心が動いたか」を書き留めることが、内なる目覚めへの入り口になる。 参考:Campbellら(1996)「Self-concept clarity: Measurement,…」 ↗/Trapnell & Campbell(1999)「Private self-consciousness and the…」 ↗