「習慣は第二の天性なり」
Consuetudo quasi altera natura.
— キケロ 『善と悪の究極について』ほか
ラテン語原文
習慣は生まれつきの性質と同等の力を持つ
- 心理学では
- キケロの言葉は、習慣の自動性(同じ場面で繰り返した行動が、意識して決めなくても状況を手がかりに自然に始まる性質)を言い当てている。Woodら(2002)の日記研究では、日常の行動の多くが決まった場所や時間に、別のことを考えながら自動的に行われていた。Lallyら(2010)は、新しい行動を毎日同じ場面で続けた人々を追った縦断研究で、繰り返すにつれて自動性が高まり、やがて定着することを示した。ただし定着までの期間は人や行動によって大きく異なるため、焦らず続けるとよい。練習や仕事の基本を「朝のコーヒーの後」など決まった場面に結びつけて繰り返すことが、熟達の土台になる。 参考:Woodら(2002)「Habits in everyday life: Thought, …」 ↗/Lallyら(2010)「How are habits formed: Modelling h…」 ↗