ありのままに › 自己概念の明確傾向 出典に諸説あり
「私の人生は楽しいものではなかった。だから私は自分の人生を創造したのだ」
My life didn't please me, so I created my life.
— ココ・シャネル 発言として流通
与えられた人生ではなく、創る人生
- 心理学では
- この名言は、心理学でいう「ナラティブ・アイデンティティ」(人生を物語として語ることで形づくられる自己像)における「エージェンシー」(自分が人生の舵を握っている感覚)の表れである。McAdamsら(2001)は、つらい出来事が良い結果へ転じる「贖罪の物語」で人生を語る人ほど幸福感が高いことを、相関研究で示した。Adler(2012)は心理療法を受ける成人の語りを縦断的に追い、語りの中のエージェンシーの高まりが心の健康の改善に先立って現れることを見いだした。過去は変えられなくても、その意味づけは自分で選べる。日々の出来事を「自分が選んだ一歩」として書き留める習慣が、人生の著者になる助けになる。 参考:McAdamsら(2001)「When Bad Things Turn Good and Good…」/Adler(2012)「Living into the story: Agency and …」 ↗