世界の主要ウェルビーイング研究

ありのままに 実証

社会的比較の快楽的帰結:幸せな人と不幸せな人の対比

Hedonic consequences of social comparison: a contrast of happy and unhappy people.

S. Lyubomirsky, L. Ross(1997)Journal of Personality and Social Psychology, 73(6), 1141–1157

ひとことで
幸福な人と社会的比較の感受性

不幸せな人は上方・下方両方の比較情報に強く反応するが、幸せな人は自分より劣る相手の情報にしか反応しないことを示した。

要旨根拠:抄録

背景として、幸せな人と不幸せな人では、他者との比較情報への感受性が異なるのではないかという仮説を検証した。研究1では、自己評定で幸せ群と不幸せ群に分けた学生に、自分より速くまたは遅くアナグラム(=文字並べ替え課題)を解く同席者を提示した。不幸せな学生の感情と自己評価は速い相手にも遅い相手にも大きく左右されたが、幸せな学生は遅い相手の存在にのみ影響された。この群間差は、自尊感情や楽観性といった幸福と関連する要因とはおおむね独立していた。研究2では、自分の模擬授業の評価に対する反応でも同様のパターンが再現され、幸せな人は自分より劣る相手の情報にだけ影響された。含意として、幸福には認知過程、とくに社会的比較情報の使い方の違いが関わることが示唆される。

研究のつながり

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https://doi.org/10.1037//0022-3514.73.6.1141
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DOI
10.1037//0022-3514.73.6.1141

文献表記(APA第7版)

Lyubomirsky, S., & Ross, L. D. (1997). Hedonic consequences of social comparison: a contrast of happy and unhappy people. Journal of Personality and Social Psychology, 73(6), 1141–1157. https://doi.org/10.1037//0022-3514.73.6.1141

影響力の指標

著名度スコア
27 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 395(うち影響引用 10)・ OpenAlex 291
年あたり被引用
13.2
FWCI
21.8(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.8%
分野(OpenAlex)
Social and Intergroup Psychology

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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