幸せの名言集

セオドア・ルーズベルトの名言2選

米国第26代大統領(1858-1919)。ノーベル平和賞

このうち1件は「出典に諸説あり」です。セオドア・ルーズベルトの言葉として流通していますが、一次資料での確認が難しいものです。

「栄光は、実際にアリーナに立ち、埃と汗と血にまみれて奮闘する者にある」

It is not the critic who counts... the credit belongs to the man who is actually in the arena.

— セオドア・ルーズベルト 1910年、ソルボンヌ演説「共和国の市民」

批評家ではなく挑戦者にこそ価値がある

心理学では
この言葉は、自己一致した目標追求(自分の価値観に根ざした目標に、自ら選んで取り組むこと)の価値を語っている。Sheldon & Elliot(1999)は、大学生を一学期間追跡した縦断研究を行った。その結果、自己一致度の高い目標を持つ人ほど努力を持続し、目標を達成しやすく、達成後に幸福感が高まりやすいことが分かった。またGilovich & Medvec(1995)は、人は長い目で見ると「やったこと」より「やらなかったこと」を強く後悔する傾向があると報告している。外から評するだけで終わりそうなときこそ、小さくても自分の意思で一歩を踏み出すことが、後悔の少ない充実した日々につながる。 参考:Sheldon & Elliot(1999)「Goal striving, need satisfaction, …」/Gilovich & Medvec(1995)「The experience of regret: What, wh…」 ↗
「比較は、喜びを盗む泥棒である」

Comparison is the thief of joy.

— セオドア・ルーズベルト(とされる) 典拠不詳

※帰属に諸説あり(トウェイン版「比較は喜びの死」も典拠不詳)

比較した瞬間、満足は目減りする

心理学では
この名言は、心理学でいう社会的比較(他人と自分を比べて自分を評価すること)、とくに上方比較(自分より恵まれた人と比べること)が満足感を損なうという知見と重なる。Vogelら(2014)は、SNS上で自分より活動的で魅力的に見える人のプロフィールを見せる実験を行い、見た直後に自尊心(自分を価値ある存在と感じる気持ち)が下がることを示した。またLyubomirsky & Ross(1997)の実験では、幸福感の高い人ほど隣の人の出来ばえに気分や自己評価を左右されにくかった。比べたくなったら、他人ではなく昨日の自分と比べ、いま手にしているものに目を向ける。それが日々の喜びを守る助けになる。 参考:Vogelら(2014)「Social comparison, social media, a…」/Lyubomirsky & Ross(1997)「Hedonic consequences of social com…」

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あわせて読む 世界の主要ウェルビーイング研究 → 名言が言ってきたことを、研究はどう確かめてきたか。幸せの研究の著名論文2,358本を、要旨と研究の系譜で。 思想ごとの名言も 世界の思想と宗教の幸福観マップ → 47の思想・宗教それぞれを代表する名言を、思想の幸福観とあわせて。
名言の収集・分類・解説はAI(Claude)を活用し、はぴテックが確認したものです。「出典に諸説あり」の名言は、その人物の言葉として流通しているものの一次資料での確認が難しいもの、「要旨」は趣旨を短くまとめたものです。心理学の補足は、名言の知恵を心理学・幸福研究の知見で読み解いたもので、引用した論文は学術データベースで実在を照合しています。 解説付き全選(PDF) / 一覧(Excel)
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