「死ぬときになって、自分は生きていなかったと気づきたくなかった」
I did not wish, when I came to die, to discover that I had not lived.
— ヘンリー・D・ソロー 『ウォールデン 森の生活』(1854)
本質に向き合い、意図的に生きよ
- 心理学では
- ソローの言葉は、心理学でいう「死の内省」(自分の死を具体的に思い描き、人生を見つめ直すこと)を通して、自分の価値に沿って意図的に生きる姿勢を示している。Gilovich & Medvec(1995)は、人々に人生の後悔を尋ねた一連の研究から、長い目で見ると「したこと」より「しなかったこと」への後悔のほうが強く心に残ることを示した。また、Friasら(2011)の実験では、自分の死を具体的に想像した人は、そうしなかった人に比べて、いまの人生への感謝が高まった。「最期に、何をしなかったと悔やむか」を時々自問し、先延ばしにしてきたことを一つ今週の予定に書き込む。 参考:Gilovich & Medvec(1995)「The experience of regret: What, wh…」 ↗/Friasら(2011)「Death and gratitude: Death reflect…」 ↗