「創造性は、使い減りしない。使えば使うほど、増えていく」
You can't use up creativity. The more you use, the more you have.
— マヤ・アンジェロウ インタビュー(1982)
創造性を石油のような「掘り尽くす資源」ではなく、筋肉のような「使うほど育つ能力」として定義し直した言葉。出し惜しみが枯渇を招き、出し切ることが次を生む ── 創作者の実感に裏打ちされた資源観の転換
- 心理学では
- この言葉は、創造性を限られた貯蔵量ではなく練習で伸びる技能としてとらえる見方であり、創造的な行為が次の創造の糧を生む「上方スパイラル」(よい状態が次のよい状態を呼ぶ循環)を表している。Scottら(2004)は、創造性訓練の効果を調べた多くの研究をまとめたメタ分析(複数の研究を統合する分析)を行い、訓練によって発想の力が伸びることを示した。また、Connerら(2018)は若者に毎日の記録をつけてもらう日記研究を行い、創造的な活動をした日の翌日ほど、前向きな気分や充実感が高いことを見いだした。完成度を気にせず、短い時間でも毎日何かを書き、描き、工夫してみることが、次のアイデアを呼び込む土台になる。 参考:Scottら(2004)「The effectiveness of creativity tr…」 ↗/Connerら(2018)「Everyday creative activity as a pa…」 ↗