ウェルビーイングの調査・報告書

2025年版テーマ:第2波データの研究者向け公開と、その利用方法

第2波(Wave 2)データの研究者向け公開(Center for Open Science、2025年4月23日)

ベイラー大学 Institute for Global Human Flourishing とハーバード大学 Human Flourishing Program が共同主導。調査はGallup、公開データはCenter for Open Science

本号は、世界22か国・20万人超を追跡する国際調査「グローバル・フラーリシング・スタディ(Global Flourishing Study、GFS)」が、第2波(2回目の調査)のデータを研究者向けに公開したことを告げる告知である。発表は2025年4月23日、データ公開を担う非営利団体Center for Open Science(COS)のブログで行われた。最大の話題は、分析計画を事前に登録した研究者が第1波と第2波の両方のデータを入手できるようになった点である。さらに2026年には、事前登録なしで誰でも使える形での公開が予定されている。

この号の内容

第2波データを研究者に公開

GFSの第2波のオープン研究データセットが、2025年4月23日に研究者向けに公開された。COSは、GFSを「これまでに行われたウェルビーイング研究の中で最も包括的なものの一つ」と位置づけている。ウェルビーイングとは、心身や暮らしが良好な状態を指す言葉である。第1波と第2波のデータは、COSが開発・運営する無料のオープンソース研究管理基盤「Open Science Framework(OSF)」に置かれている。

📖 報告書では:COSブログ記事「Global Flourishing Study Releases Wave Two Data」(2025年4月23日)冒頭段落、OSFに関する段落

22か国・20万人超の縦断研究

GFSは、地理的・文化的に多様な22か国の20万人超を対象とする縦断研究である。縦断研究とは、同じ人を時間をおいて繰り返し調べる調査を指す。記事によれば、回答者を時間を追って追跡する研究はこれまで単一の国で行われてきたが、GFSの範囲と幅には前例がない。記事はGFSを、個人と社会のフラーリッシュ(人生全体がよく花開いている状態)に寄与する要因を調べる研究として最大規模だとしている。

📖 報告書では:COSブログ記事 第1〜2段落

4者による共同事業

GFSは、ハーバード大学のHuman Flourishing Program、ベイラー大学のInstitute for Studies of Religion、世論調査会社Gallup、そしてCOSの研究者による共同事業である。記事は、GFSのデータを研究者だけでなく、ジャーナリスト、政策立案者、教育者にとっても貴重な資源だと位置づけている。

📖 報告書では:COSブログ記事 第1〜2段落

データ入手の3つの方法

データを入手する方法は3つある。1つ目は事前登録で、分析計画を前もって登録すると第1波と第2波のデータセットを入手できる(窓口はcos.io/gfs)。2つ目は登録報告(Registered Report)で、学術誌が研究前の分析計画を審査し、結果がどうであっても掲載することを約束する。記事は、この仕組みが出版バイアス(目立つ結果ばかりが論文になる偏り)を減らすと説明している。3つ目は一般公開で、2026年には第1波・第2波とも事前登録なしで利用できるようになる。

📖 報告書では:COSブログ記事「Researchers can access this data in several ways」の箇条書き部分

4月30日の公開イベント

今回のデータ公開は、2025年4月30日にワシントンDCのGallup本社で開かれるGFSの公開記念イベントに先立つものである。イベントには学術・企業・政府・非営利の各分野から専門家が集まる予定とされた。議題は、画期的な研究や、すぐに役立つ知見、個人と社会のウェルビーイングを高める戦略である。参加は会場とオンラインの両方で受け付けていた。

📖 報告書では:COSブログ記事 終盤の段落(public launch event)

この号の調べ方

GFSは、地理的・文化的に多様な22か国の20万人超を対象に、同じ回答者を時間を追って調べる縦断研究である。本号で公開されたのは、その2回目の調査にあたる第2波のデータである。研究はハーバード大学、ベイラー大学、Gallup、COSの共同で進められ、データはCOSの研究基盤OSFで提供される。

この号から言えること

  • 本号は調査結果の報告ではなく、データ公開の告知である。中心にあるのは、第2波データを「誰が・いつ・どうやって」使えるかという情報である。
  • 22か国・20万人超を同じ人について追跡する点が、単一国中心だった従来の追跡研究との違いとして強調されている。
  • 事前登録と登録報告を入口にしている点が特徴である。分析計画を先に固めることで、都合のよい結果だけが報告される偏りを抑える設計になっている。
  • 2026年には事前登録なしの一般公開が予定されており、研究者以外にも使える資源となる見通しが示されている。

読むときの注意

本号の元資料はデータ公開を知らせるブログ記事で、幸福度の数値や国別順位、日本の結果は含まれていない。各国の結果や指標の値を知るには、別途公表される論文や報告書にあたる必要がある。また、共同研究機関の名称は本記事の表記(ベイラー大学 Institute for Studies of Religion)に従った。

出典

主に参照した箇所:COSブログ記事「Global Flourishing Study Releases Wave Two Data」(2025年4月23日)全文。この記事は、上の公式資料に書かれていることだけをもとにAIが書き、記事中の数字が元資料にあることを照合しています(2026-10-12取得)。正確な値や文脈は原典で確かめてください。

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