ウェルビーイングの調査・報告書

2019年版テーマ:大規模調査(世帯票・健康票・介護票・所得票・貯蓄票)。抜粋範囲は「世帯数と世帯人員の状況」

2019年 国民生活基礎調査の概況(大規模調査)

厚生労働省

厚生労働省の「2019年 国民生活基礎調査の概況」は、1986年から3年ごとに行われる大規模調査の12回目の結果である。この調査は世帯・健康・介護・所得・貯蓄の5種類の調査票で国民生活の基礎的な事項を調べている。本記事が参照した抜粋の中心は世帯構造であり、いちばんの話題は「単独世帯」が1490万7千世帯(全世帯の28.8%)で最多になったことである。65歳以上の者がいる世帯は全世帯の49.4%に達し、高齢者世帯のほぼ半数(49.5%)が一人暮らしである。

この号の内容

12回目の大規模調査の枠組み

調査は1986年を初年として3年ごとに大規模調査を、中間年に簡易調査を行う。2019年は12回目の大規模調査である。世帯票・健康票は層化無作為抽出した5,530地区の約30万世帯・約72万人が対象で、集計できたのは217 179世帯である(調査客体301 334世帯、回収218 332世帯)。所得票・貯蓄票は2,000単位区の約3万世帯が対象で、集計客体は22 288世帯である。介護票は要介護者・要支援者約7千人が対象で、集計客体は6 295人である。健康票は、自覚症状・健康意識・悩みやストレスとあわせて「こころの状態」を尋ねている。

📖 報告書では:調査の概要 1〜4・7(01.pdf p.1–2)

単独世帯が最多の28.8%

2019年6月6日現在、全国の世帯総数は5178万5千世帯である。世帯構造で最も多いのは「単独世帯」1490万7千世帯(28.8%)である。次いで「夫婦と未婚の子のみの世帯」28.4%、「夫婦のみの世帯」24.4%が続く。単独世帯の割合は1986年には18.2%であった。平均世帯人員は1986年の3.22人から2.39人に減っている。「高齢者世帯」は1487万8千世帯で、全世帯の28.7%を占める。

📖 報告書では:結果の概要 Ⅰ-1、表1・図1(02.pdf p.3)

65歳以上がいる世帯は49.4%

65歳以上の者がいる世帯は2558万4千世帯で、全世帯の49.4%である。その世帯構造で最も多いのは「夫婦のみの世帯」827万世帯(32.3%)である。次いで「単独世帯」736万9千世帯(28.8%)、「親と未婚の子のみの世帯」511万8千世帯(20.0%)となる。「三世代世帯」は1986年の44.8%から9.4%に下がっている。

📖 報告書では:結果の概要 Ⅰ-2、表2・図2(02.pdf p.4)

高齢者の一人暮らしは女性が65%

高齢者世帯の世帯構造は、「単独世帯」が736万9千世帯(49.5%)、「夫婦のみの世帯」が693万8千世帯(46.6%)である。単独世帯を性別にみると、男が35.0%、女が65.0%である。年齢構成で最も多いのは、男では「65〜69歳」(30.9%)、女では「75〜79歳」(22.2%)である。高齢者世帯に占める男の単独世帯の割合は、1986年の10.4%から17.3%に上がっている。

📖 報告書では:結果の概要 Ⅰ-2、表3・図3・図4(02.pdf p.5)

子と同居する高齢者は35.9%

65歳以上の者は3763万1千人である。家族形態で最も多いのは「夫婦のみの世帯」の者1520万8千人(40.4%)である。次いで「子と同居」1352万7千人(35.9%)、「単独世帯」736万9千人(19.6%)となる。「子と同居」は1986年には64.3%であり、なかでも「子夫婦と同居」は46.7%から10.0%に下がった。年齢が高くなるほど、男は「子夫婦と同居」の割合が高くなる。女は「単独世帯」と「子夫婦と同居」の割合がともに高くなる。

📖 報告書では:結果の概要 Ⅰ-3、表4・図5(02.pdf p.6)

児童のいる世帯と母の就業

児童のいる世帯は1122万1千世帯で、全世帯の21.7%である(1986年は46.2%)。児童数の内訳は「1人」が46.8%、「2人」が40.3%で、平均児童数は1.68人である。世帯構造では「夫婦と未婚の子のみの世帯」が76.0%、「三世代世帯」が13.3%を占める。母の「仕事あり」は72.4%で、2004年の56.7%から上昇傾向にある。内訳は正規の職員・従業員が26.2%、非正規が37.8%である。「仕事なし」の割合は、末子のすべての年齢階級で低下している。

📖 報告書では:結果の概要 Ⅰ-4、表5・表6・図6・図7(02.pdf p.7–8)

日本の結果

本調査は日本全国の世帯と世帯員を対象とした統計で、統計法に基づく基幹統計「国民生活基礎統計」を作るための調査である。2019年の世帯総数は5178万5千世帯、平均世帯人員は2.39人である。単独世帯が28.8%で最も多い。65歳以上の者がいる世帯は49.4%を占め、高齢者世帯の49.5%が単独世帯である。

この号の調べ方

全国の世帯と世帯員が対象で、2015年国勢調査区から層化無作為抽出(地域などの層に分けたうえで無作為に選ぶ方法)した5,530地区を調べている。対象は約30万世帯・約72万人で、所得票・貯蓄票は約3万世帯、介護票は約7千人である。世帯票・健康票・介護票は2019年6月6日、所得票・貯蓄票は7月11日に実施した。調査員が配った調査票に世帯員が自ら記入し、後日調査員が回収する自計式で行い、面接できない世帯に限り郵送で回収した。

この号から言えること

  • 単独世帯が28.8%で最多となり、平均世帯人員は1986年の3.22人から2.39人に減った。世帯の小規模化が数字で確認できる。
  • 高齢者世帯のほぼ半数(49.5%)が一人暮らしで、その65.0%が女性である。
  • 65歳以上で子と同居する人は1986年の64.3%から35.9%に下がり、三世代世帯も大きく減った。
  • 児童のいる世帯は全世帯の21.7%まで減った。一方で、母の「仕事あり」は72.4%と上昇傾向にある。

読むときの注意

本記事が参照した抜粋には、健康票の「こころの状態」(K6=過去1か月の気分を6問・各0〜4点で尋ね、合計0〜24点で表す尺度)の集計部分は含まれていない。所得・貧困率・生活意識の部分も含まれないため、これらの数値は扱っていない。年次推移の数値は、1995年は兵庫県、2016年は熊本県を除いている。

出典

主に参照した箇所:調査の概要(01.pdf p.1–2)、結果の概要「Ⅰ 世帯数と世帯人員の状況」(02.pdf p.3–8)。この記事は、上の公式資料に書かれていることだけをもとにAIが書き、記事中の数字が元資料にあることを照合しています(2026-10-12取得)。正確な値や文脈は原典で確かめてください。

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