一過性運動に用いる感情尺度
Affect scale for acute exercise: Scale development and examination of the exercise-induced affects
荒井 弘和、竹中 晃二、岡 浩一朗(2003)健康心理学研究, 16(1), 1–10
一過性の運動によって生じる感情を測る12項目のWASEDA尺度を作成し、中強度運動後に望ましい感情が生じることを示した。
要旨根拠:抄録
本研究の第一の目的は、一過性の運動(=1回ごとの運動)に対する心理状態を測る「WASEDA(Waseda Affect Scale of Exercise and Durable Activity)」を作成することであった。因子分析の結果、尺度は否定的感情、高揚感(ポジティブな関与)、落ち着き感の3因子12項目で構成され、良好な内的一貫性と内容的・因子的妥当性が確認された。第二の目的として、この尺度で運動時の心理反応を調べた。中強度の固定式自転車こぎの後や、自分のペースでの歩行の後に、望ましい感情状態が報告された。運動の種類による反応の違いから弁別的妥当性も示された。運動が気分を高める効果を測る実用的な尺度といえる。
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