身体運動と心理的幸福感:フィンランドの一般住民研究
Physical exercise and psychological well-being: a population study in Finland.
P. Hassmén, Nathalie Koivula, A. Uutela(2000)Preventive Medicine, 30(1), 17–25
週2〜3回以上運動する人は抑うつ、怒り、不信、ストレスが少なく、首尾一貫感覚や社会的統合感が高いことを大規模調査で示した。
要旨根拠:抄録
定期的な運動は身体的な利益だけでなく心理的な利益ももたらす可能性があるため、運動頻度と心理的幸福感の関連を一般住民の大規模サンプルで調べることが目的である。フィンランドの心血管リスク因子調査に参加した25〜64歳の3,403名が、運動習慣、主観的な健康や体力、抑うつ、怒り、冷笑的不信、首尾一貫感覚(=人生を理解でき対処でき意味があると感じる感覚)の質問紙に回答した。この横断研究では、週に少なくとも2〜3回運動する人は、それ未満の人に比べて抑うつ、怒り、冷笑的不信、ストレスが有意に少なかった。また定期的に運動する人は健康や体力を良好と感じ、首尾一貫感覚や社会的統合感も高かった。多様な心理指標で測った幸福感と定期的な運動との間に一貫した関連があることが示された。
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