人生の意味と目的の感覚と認知症発症リスク:新規データとメタ分析
Sense of meaning and purpose in life and risk of incident dementia: New data and meta-analysis
Angelina R. Sutin, Martina Luchetti, Damaris Aschwanden et al.(2022)Archives of gerontology and geriatrics (Print), 105, 104847
UK Biobankの15万人超の追跡とメタ分析から、人生の意味・目的が強い人ほど認知症の発症リスクが低いことを示した。
要旨根拠:抄録
人生の意味と目的の感覚が強いほど認知症リスクが低いという知見を、これまでで最大の標本で検証した。UK Biobankの参加者153,445人が2016/2017年に人生の意味を報告し、2021年11月までの入院・死亡記録から認知症の発症を把握し、Cox回帰(=発症までの時間を扱う生存分析)で分析した。最長5年の追跡で551人が認知症を発症し、意味の感覚が1点高いごとに全認知症のリスクが低かった(ハザード比0.74)。この関連は臨床的・行動的危険因子を統制しても同様で、年齢、性別、教育、APOE遺伝的リスクによる違いもなく、アルツハイマー病や血管性認知症でも同様だった。既報研究と合わせたメタ分析(8研究、計214,270人)でもハザード比0.76と保護的関連が支持された。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
後続研究(この論文を引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1016/j.archger.2022.104847
- 無料で読めるか
- ○ ブロンズ(出版社サイトで無料・ライセンス不明) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.1016/j.archger.2022.104847
文献表記(APA第7版)
影響力の指標
- 著名度スコア
- 13.3 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 70(うち影響引用 2)・ OpenAlex 69
- 年あたり被引用
- 14
- FWCI
- 11.4(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.8%
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 名言集人生で最も重要な日は二つある。生まれた日と、なぜ生まれたのかを知った日だマーク・トウェイン(とされる)
- 名言集人間存在の秘密は、ただ生きることにではなく、何のために生きるかにあるフョードル・ドストエフスキー
- 幸せに効くこと人生の意味介入(プログラム)「人生の意味」は語り直せる、病気や危機のただなかで特に効くんです
- 幸せに効くこと認知症(本人)認知症でも幸せは保たれうる。鍵は記憶力より関係性と役割
- 発達マップ組織版:人生満足尺度5つの発達段階で比べた表・サーベイ・診断とWBC組織版の読み方
- 調査・報告書欧州健康・加齢・退職調査欧州の50歳以上を2年ごとに追い、健康・お金・家族と生活の質の変化をたどる大規模パネル。
- 思想マップ悩み相談:病気や老い、死ぬのが怖いお金・将来・まず読むなら エピクロス派/ストア派/仏教(浄土)
- 禅語百選本来面目生まれる前から持っている、ありのままの本当の自分。社会的な役割や思い込みを剥がしたあとに残る、素顔。
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →