生きがいウェルビーイングと健康のための食事・運動の自律的動機づけとの関係:首尾一貫感覚とソーシャルサポートとの関連を含めて
Relationships Between IKIGAI Well-Being and Motivation for Autonomous Regulation of Eating and Exercise for Health — Included the Relevance Between Sense of Coherence and Social Support
Yoshiko Kato, Ami Kojima, Chenghong Hu(2022)International Journal of Behavioral Medicine, 30(3), 376–387
ソーシャルサポートと首尾一貫感覚が生きがいを介して、健康的な食事・運動の自律的動機を高めることを示した。
要旨根拠:抄録
健康領域では自律的な動機づけ(=自分で価値を認めて行う動機)が行動変容や健康と関連し、エウダイモニックな幸福も健康に寄与することが示されている。日本では、ヘドニックとエウダイモニックの両方を含む生きがいウェルビーイングの促進が目標とされているが、それが健康への動機づけに与える影響はほとんど知られていなかった。20〜59歳の日本人622人に、健康的な食事と運動の動機づけ、首尾一貫感覚(SOC=人生を理解可能で対処可能で意味あるものと感じる感覚)、ソーシャルサポート、生きがいウェルビーイングを質問紙で測定した。生きがいウェルビーイングは食事と運動の相対的自律性指標と正に関連し、ソーシャルサポートはSOCと生きがいに、SOCは生きがいに正の影響を与えた。モデルは性別・年齢・経済状況で不変だった。生きがいを媒介として、支えとSOCが健康行動の自律的動機を促すことを示している。
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