幸福↑ 幸せを高める 確度Aメタ分析あり
目標進捗・自己一致目標
自分の価値観に沿った目標を設定し進捗を実感すること
幸福度に強く効くのは『目標の達成』より『進んでいる実感』
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
◎強い正目標進捗とSWBの相関ρ=.43(85研究)
感情のバランス(PANAS)
○正ポジ指標との相関がネガより強い
- ほかの幸福度指標
- 目標楽観・達成感を介したwell-being
- なぜ効くのか
- 自己決定理論(自律的動機)・有能感・達成による正の情動
- 幸せの4因子
- やってみようなんとかなる やってみよう/なんとかなる
こうすると更に効く
目標の進捗と主観的幸福の相関はρ=.43と、このマップの中でも大きい部類です(Klug & Maier, 2015)。仕組みは自己決定理論で、自分の価値観に沿った(自己一致した)目標ほど自律的に動機づけられ、有能感と達成のポジティブ感情が生まれること。コツは目標を『他人に認められるため』ではなく『自分が大事にしていること』から立てること、そして進捗が見えるサイズに刻むことです。大きなゴールを週単位の小さな進み具合に分解すると、達成の瞬間より手前で幸福感が積み上がります。ポジティブ指標との相関のほうがネガティブ指標より強いので、『不安が減る』というより『前向きになる』効き方みたいです。
気をつけること
相関研究の統合なので、幸福な人ほど目標が進みやすい(気分が良いと行動力が増す)という逆方向も十分あります。確度はAで効果も大きめですが『因果が確定』ではありません。他人の期待で立てた目標は進んでも満足に結びつきにくく、達成志向が強すぎると『進んでいないときの落ち込み』も大きくなります。どうしても進まない目標は、やめるという選択肢も幸福のためには必要です。
最初の一歩
今週、自分が本当に大事にしていることにつながる目標を1つ選び、『今週できたら進んだと言える最小の一歩』を書いて、週末に進んだかだけ確認してみてください。
主要な研究
- Linking goal progress and subjective well-being: A meta-analysis(Klug & Maier, 2015)
メモ:ρ=.43(85研究・108サンプル)は原典一致
原典と照合済み。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
同じ「心の練習」の項目
幸福↑ A 3つの良いこと(Three Good Things) 毎晩『良かったこと3つとその理由』。小さいけど半年続く、一番再現された習慣 幸福↑ A 感謝訪問・感謝の手紙 感謝は『書く』より『直接伝える』が最も強く効く。ただし3か月で元に戻る 幸福↑ A 許しの介入(REACH/Enright) 許しは相手のためではなく自分のため。構造化した手順なら抑うつ・不安が減る 幸福↑ A ポジティブ心理学介入(総体) 幸福を高める練習は本当に効く。ただし効果は『小〜中』で、組み合わせが鍵 幸福↑ A 強みの活用 自分の強みを新しい形で使うと、人生満足が上がり抑うつが下がる 幸福↑ A 感謝介入(日記・手紙) 感謝の練習は『小さく、でも確実』。日記は続き、手紙は強いが短い 幸福↑ A Best Possible Self 『最高の未来の自分』を具体的に書くと、ポジティブ感情と楽観性が中くらい上がる 幸福↑ B 意味づけ/ベネフィット・ファインディング筆記 つらい話を書くより「人生の目標や得たもの」を書くほうが、気分よく効く
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
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- 主要研究概念「本来感・自律性・自己一致」自分らしくいられている感覚(本来感・authenticity)、自分の価値と行動の一致(自己一致)、自律性。
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- 名言集ある人が仲間と歩調を合わせないのは、別の太鼓の音を聴いているからだ。その人には、その音に合わせて歩ませればよいヘンリー・D・ソロー
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