幸せの名言集

アーネスト・ヘミングウェイの名言3選

米国の作家(1899-1961)。ノーベル文学賞

このうち1件は「出典に諸説あり」です。アーネスト・ヘミングウェイの言葉として流通していますが、一次資料での確認が難しいものです。

ありがとう › 信頼関係 出典に諸説あり
「人を信頼できるかどうかを知る最良の方法は、その人を信頼してみることだ」

The best way to find out if you can trust somebody is to trust them.

— アーネスト・ヘミングウェイ(とされる) 典拠不詳

※帰属に諸説あり

信頼は先に差し出すことでしか検証できない

心理学では
この名言は、信頼を「先行投資」(相手の出方が分からない段階で、自分から協力を差し出すこと)として捉える考え方に通じる。Axelrod & Hamilton(1981)は、協力か裏切りかを繰り返し選ぶゲーム(繰り返し囚人のジレンマ)のコンピュータ対戦を分析し、最初は協力し、以後は相手の前回の手をまねる「しっぺ返し」戦略が長期的に好成績を収めることを示した。またBergら(1995)の信頼ゲーム実験では、多くの人が見知らぬ相手に自分のお金を預け、受け手の側も少なからずお返しをした。ただし損失が大きい場面では、小さな信頼から段階的に試すとよい。仕事でも暮らしでも、まず小さく任せてみることが、相手を知り絆を育てる第一歩になる。 参考:Axelrod & Hamilton(1981)「The Evolution of Cooperation」 ↗/Bergら(1995)「Trust, Reciprocity, and Social His…」 ↗
「人は負けるようには造られていない。壊されることはあっても、負けはしないのだ」

A man can be destroyed but not defeated.

— アーネスト・ヘミングウェイ 『老人と海』(1952)

外的な敗北と内的な敗北は別のものである

心理学では
この名言は、状況としての敗北と「敗北感(defeat:自分は打ちのめされたという内的な屈服の感覚)」を区別する心理学の見方に重なる。Gilbert & Allan(1998)は学生や抑うつ患者を対象とした相関研究を行い、敗北感や閉塞感(逃げ場がないという感覚)が強い人ほど抑うつが重いことを示した。またBonanno(2004)は死別やトラウマに関する研究を概観し、大きな痛手のあとも心の働きを保つ人が少なくないことを示した。つまり、打撃を受けたこと自体よりも、心が屈服するかどうかが分かれ目になる。挫折の場面では「失ったもの」と「まだ手放していないもの」を分けて書き出すことが、心の内側で負けないための助けになる。 参考:Gilbert & Allan(1998)「The role of defeat and entrapment …」 ↗/Bonanno(2004)「Loss, Trauma, and Human Resilience…」
「世界はすべての人を打ち砕く。だが多くの人は、その砕かれた場所で、かえって強くなる」

The world breaks every one and afterward many are strong at the broken places.

— アーネスト・ヘミングウェイ 『武器よさらば』(1929)

誰も無傷では生きられない ── その前提から始めて、しかし折れた骨が接いだ箇所で太くなるように、人は壊れた場所でこそ強くなりうる、と続ける一節。傷を回復力の起点として描いた、20世紀文学の代表的な一文

心理学では
この一節は、心理学でいう心的外傷後成長(つらい出来事と格闘した末に生じる前向きな変化)を先取りしている。Tedeschi & Calhoun(1996)は、つらい出来事を経験した大学生の調査から、人とのつながりの深まりや自分の強さの実感といった成長が報告されることを示した。またSeeryら(2010)の全国規模の縦断研究では、ある程度の逆境を経てきた人ほど、逆境のない人より心の健康が良好で、その後の困難にも揺らぎにくかった。ただし逆境が重なりすぎたときは、周囲の支えを借りるとよい。傷ついた経験から得たものを言葉にしてみることが、次の一歩の支えになる。 参考:Tedeschi & Calhoun(1996)「The posttraumatic growth inventory…」 ↗/Seeryら(2010)「Whatever does not kill us: Cumulat…」

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名言の収集・分類・解説はAI(Claude)を活用し、はぴテックが確認したものです。「出典に諸説あり」の名言は、その人物の言葉として流通しているものの一次資料での確認が難しいもの、「要旨」は趣旨を短くまとめたものです。心理学の補足は、名言の知恵を心理学・幸福研究の知見で読み解いたもので、引用した論文は学術データベースで実在を照合しています。 解説付き全選(PDF) / 一覧(Excel)
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