世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B08 楽観・希望・レジリエンス ・ W0032
主要400 なんとかなる レビュー

喪失、トラウマ、人間のレジリエンス:極めて過酷な出来事の後に生き抜く人間の力を過小評価してきたのではないか

Loss, trauma, and human resilience: have we underestimated the human capacity to thrive after extremely aversive events?

G. Bonanno(2008)American Psychologist, 59(1), 20–28

ひとことで
喪失・トラウマ後のレジリエンス

喪失やトラウマに直面してもレジリエンスは一般的であり、回復とは別の軌跡で、多様な経路があることを示した。

要旨根拠:抄録

多くの人は人生のどこかで喪失や潜在的にトラウマとなる出来事にさらされるが、それでもポジティブな感情体験を保ち、機能の乱れもわずかで一時的にとどまる。しかし、喪失やトラウマへの対処に関する心理学の知識は治療を求めた人や強い苦痛を示した人から得られてきたため、この種のレジリエンスは稀か病的なものとみなされがちだった。著者はこの前提に異議を唱え、証拠をレビューした。その結果、レジリエンスは回復の過程とは異なる独自の軌跡であること、喪失や潜在的トラウマに対するレジリエンスは一般に考えられているより一般的であること、そしてレジリエンスには多様で時に予想外の経路があることを示した。トラウマ研究と臨床の見方の転換を促した論文である。

関係メモ——この研究のその後

  • 後続・発展W0670 Bonanno(2005)、W1150 Bonanno(2006)が災害後の回復軌跡を、W0480 Bonanno(2007)がレジリエンスの予測因子を示し、W0938 Bonanno(2015)が時間的要素を整理した
  • 論争一覧外:Infurna & Luthar(2016)がレジリエンスの多さの推定は軌跡分析の手法に依存し、実際には思われているほど一般的でないと批判した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 4本

後続研究(この論文を引用している) 15本

ほか 3 件

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論文ページ
https://doi.org/10.1037/0003-066X.59.1.20
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DOI
10.1037/0003-066X.59.1.20

文献表記(APA第7版)

Bonanno, G. A. (2008). Loss, trauma, and human resilience: have we underestimated the human capacity to thrive after extremely aversive events? American Psychologist, 59(1), 20–28. https://doi.org/10.1037/0003-066x.59.1.20

影響力の指標

著名度スコア
97.9 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 6,471(うち影響引用 589)・ OpenAlex 6,850
年あたり被引用
340.6
FWCI
124.0(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Resilience and Mental Health
主要400の選定
概念枠(B08 楽観・希望・レジリエンスの上位3)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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