「幸福の秘訣は、興味の範囲をできるだけ広くすることだ」
The secret of happiness is this: let your interests be as wide as possible.
— バートランド・ラッセル 『幸福論』(1930)
世界への幅広い興味こそ幸福の源泉
- 心理学では
- ラッセルの言う「興味の広さ」は、心理学では好奇心(新しいことを知りたい・体験したいという動機)や経験への開放性(未知のものを受け入れる傾向)にあたる。Kashdan & Steger(2007)は大学生の性格特性と日々の記録を調べ、好奇心が強い人ほど、また好奇心を多く感じた日ほど、人生の満足感や生きる意味を感じやすいことを示した。さらにHellerら(2020)はスマートフォンの位置情報を数か月にわたって記録し、いつもと違う場所を多く訪れた日ほど前向きな気分が高いという関連を見いだした。新しい本を一冊開く、帰り道を一本変えるといった小さな寄り道を重ねることが、日々の満足感につながる。 参考:Kashdan & Steger(2007)「Curiosity and pathways to well-bei…」/Hellerら(2020)「Association between real-world exp…」 ↗