「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる」
— 松下幸之助 著書・発言
成功するまで続ければ失敗は「過程」になる
- 心理学では
- この言葉は、失敗を終点ではなく途中経過と捉え直す認知的再評価(出来事の意味づけを変えること)と、長期目標をやり抜くグリット(粘り強さと情熱)を表している。Duckworthら(2007)は大学生や陸軍士官学校の候補生などを調べ、グリットの高い人ほど学業成績が高く、厳しい訓練を最後までやり遂げやすいことを示した。またHaimovitz & Dweck(2016)は、失敗を害とみなす親ほど、子どもが能力は伸びないと考えやすいことを報告している。ただし到底届かない目標では、Wroschら(2003)が示すように別の目標へ切り替える柔軟さも助けになる。つまずいた日は「まだ途中だ」と言葉にし、次の一手を一つ決める。 参考:Duckworthら(2007)「Grit: Perseverance and passion for…」 ↗/Haimovitz & Dweck(2016)「Parents’ Views of Failure Predict …」 ↗/Wroschら(2003)「Adaptive Self-Regulation of Unatta…」 ↗