日本の論文 ・ B04 フロー・やりがい・天職・有意味な仕事 ・ J418
やってみよう 理論 対象:概念研究 無料で読める
日本の伝統的身体技法におけるフロー体験
Flow Experience in Japanese Traditional Bodily Arts
迫 俊道(2002)スポーツ社会学研究, 10, 36–48,134
ひとことで
伝統的身体技法のフロー体験
茶道や弓道などの芸道では環境の支配ではなく支配感が消える状態が目指されるという、フロー体験の特質を論じた。
要旨根拠:抄録
チクセントミハイは日本の芸道をフローの例に挙げたが、その実証的・理論的検討はほとんどなかった。本稿は、スポーツのフローと比較しながら、日本の伝統的身体技法におけるフロー体験の特質を理論的に考察した。フローモデルでは能力と課題の釣り合いでフローが生じるが、そこには「環境を支配する感覚」と「支配などどうでもよくなる感覚」が同居するというパラドクスがある。これに対し芸道では、はじめから支配が消失する状態が目指されていると論じ、アフォーダンス理論(=環境が行為の可能性を提供するという考え)やボルグマンの「命じてくる実在」概念で説明した。無心・無我を目指す芸道は、環境との一体化の到来を「待つ」修練だと結論づけている。
研究のつながり
この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。
先行研究(この論文が引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
後続研究(この論文を引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.5987/jjsss.10.36
- 無料で読めるか
- ○ ダイヤモンド(APC無しのOA誌) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.5987/jjsss.10.36
文献表記(日本心理学会式)
迫 俊道 (2002). 日本の伝統的身体技法におけるフロー体験. スポーツ社会学研究, 10, 36–48,134. https://doi.org/10.5987/jjsss.10.36
影響力の指標
- 著名度スコア
- 26.8 / 100 スコアとは
- 被引用数
- J-STAGE 7 ・ Crossref 3 ・ Semantic Scholar 2 ・ OpenAlex 3
- 年あたり被引用
- 0.3(J-STAGE)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 名言集フローとは、活動に完全に没入し、他の何ものも問題にならなくなる状態であるミハイ・チクセントミハイ
- 幸せに効くこと趣味・フロー活動挑戦とスキルが釣り合う没入が幸せをつくる。鍵は「受け身でなく能動」
- 名言集踊っていると、すべてを忘れて、自分が消えて、体の中に火がついて。鳥みたいに、電気みたいに、飛んでるんだビリー(映画『リトル・ダンサー』)
- 発達マップマイナースポーツの若者はなぜグリーン/ティール的か(段階スキップの謎)5つの発達段階で比べた表・社会のシステム
- 幸せに効くこと仕事のフロー(Work Flow)仕事に没入する時間が、活力と人生満足につながる
- 禅語百選無心はからいや分別、執着のない心。心が無いのではなく、心が何ものにも引っかからず、自在にはたらいている状態。
- 発達マップWE:没頭(absorption)はどんな時に出るか5つの発達段階で比べた表・ウェルビーイングと仕事のフレームワーク
- 思想マップ道家(老荘)作為(人為的な計らい)を捨て、万物の自ずからなる働き(無為自然)に身を委ねた、無心で自在な遊び(逍遥遊)
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →