在宅高齢者の孤独感とそれに関連する要因 : 地方都市の調査研究から
Loneliness of Elderly People Living at Home and Related Factors : Research on Elderly People Living in Yamaguchi City
青木 邦男(2001)社会福祉学, 42(1) 125
在宅高齢者の孤独感には抑うつ、生活満足度、自立的対処、家族・親戚のサポートが男女共通に関連し、女性では友人サポートも関連することを示した。
要旨根拠:抄録
在宅高齢者の孤独感の実態と関連要因を明らかにすることが目的である。山口市の在宅高齢者494名(男性220名・女性274名)に質問紙調査を行った。孤独感得点に有意な性差はなかった。重回帰分析の結果、男性では抑うつ(SDS)、生活満足度、対人・自立的対処、家族・親戚のソーシャル・サポートの4要因が、女性ではこれに友人のソーシャル・サポートを加えた5要因が孤独感と有意に関連した。抑うつが高いほど、生活満足度が低いほど、自立的対処が高いほど、サポートが低いほど孤独感が高かった。高齢者の孤独を和らげるには、家族や友人とのつながりを支えることが重要であることが示唆される。
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