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感情労働で燃え尽きたのか?

Emotional Labor and Burnout

三橋 弘次(2008)社会学評論, 58(4), 576–592

ひとことで
感情労働と燃え尽きの再検討

感情労働そのものより「感情労働したいのにできない状況」が燃え尽きの共通背景であることを事例から示した。

要旨根拠:抄録

日本ではHochschildの研究をもとに、感情労働(=仕事として自分の感情を管理し、相手にふさわしい感情を示すこと)を行うと燃え尽きる、という主張がよくみられる。しかし欧米の実証研究では両者の関連は明確ではないとされ、日本の主張は経験的な検証を欠いていた。本研究は、文献の精査と燃え尽き事例のデータ分析により、両者の関連を経験的に検討した。その結果、感情労働が燃え尽きを招くという因果関係には強い疑問が示され、むしろ感情労働したいのにできない状況が燃え尽きに共通する背景として見えてきた。そこに至る過程は職業や感情労働のあり方によって多様であり、燃え尽きは感情労働の本質的な問題ではないことが示唆された。働く人のウェルビーイングを考えるうえで、望む形で仕事に向き合える条件の大切さを示す研究である。

研究のつながり

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論文ページ
https://doi.org/10.4057/jsr.58.576
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DOI
10.4057/jsr.58.576

文献表記(日本心理学会式)

三橋 弘次 (2008). 感情労働で燃え尽きたのか? 社会学評論, 58(4), 576–592. https://doi.org/10.4057/jsr.58.576

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著名度スコア
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被引用数
J-STAGE 3 ・ Crossref 1 ・ Semantic Scholar 54 ・ OpenAlex 14
年あたり被引用
0.2(J-STAGE)

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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