世界の主要ウェルビーイング研究

主要100 幸せそのもの 実証 対象:対人援助職 無料で読める

対人携鋤職における感情労働がバーンアウトおよびストレスに与える影響

Effects of emotion work on burnout and stress among human service professionals

荻野 佳代子、瀧ヶ崎 隆司、稲木 康一郎(2004)心理学研究, 75(4), 371–377

ひとことで
感情労働とバーンアウト

対人援助職の感情労働を4因子で捉え、感情的不協和がストレスに、感情労働全般がバーンアウトに影響することを示した。

要旨根拠:抄録

看護や介護などの対人援助職では、仕事にふさわしい感情を示すことが求められる感情労働(=職務として自分の感情を管理し表出すること)が、心身の負担につながると考えられている。本研究は、感情労働(Zapf, 2002)とバーンアウト(=燃え尽き症候群)の関係を検討した。看護師と介護職員182名に質問紙調査を行った。因子分析の結果、感情労働は「ネガティブ感情の表出」「ポジティブ感情の表出」「感情的不協和(=実際に感じていることと表すべき感情のずれ)」「感受性の要請」の4因子からなっていた。階層的重回帰分析では、心理的ストレス反応には「感情的不協和」の主効果のみがみられたのに対し、バーンアウトにはすべての感情労働変数の主効果と2つの交互作用がみられた。バーンアウトは一般的なストレス反応とは異なり、感情労働と固有の関係をもつことが示唆された。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤一覧外:Hochschild (1983)の感情労働概念を対人援助職で尺度化した
  • 後続・発展J431 三橋(2008)が感情労働とバーンアウトの関係を再検討し、J086 秋月(2007)が助産師、J187 澤田(2013)が看護師のウェルビーイングの研究に用いた

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。

先行研究(この論文が引用している)

この一覧の中には見つかっていません。

後続研究(この論文を引用している) 3本

読む・引用する

論文ページ
https://doi.org/10.4992/jjpsy.75.371
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DOI
10.4992/jjpsy.75.371

文献表記(日本心理学会式)

荻野 佳代子・瀧ヶ崎 隆司・稲木 康一郎 (2004). 対人携鋤職における感情労働がバーンアウトおよびストレスに与える影響. 心理学研究, 75(4), 371–377. https://doi.org/10.4992/jjpsy.75.371

影響力の指標

著名度スコア
91.8 / 100 スコアとは
被引用数
J-STAGE 39 ・ Crossref 15 ・ Semantic Scholar 20 ・ OpenAlex 20
年あたり被引用
1.7(J-STAGE)
主要100の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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