世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B06 社会的つながり・孤独・帰属 ・ W0169
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高齢男女における社会的孤立、孤独感、全死因死亡

Social isolation, loneliness, and all-cause mortality in older men and women

A. Steptoe, A. Shankar, P. Demakakos et al.(2013)Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 110(15), 5797–5801

ひとことで
孤立と孤独の死亡への影響

高齢者では社会的孤立は健康状態を調整しても死亡リスクと関連したが、孤独感は独立した関連を示さないことを示した。

要旨根拠:抄録

社会的孤立と孤独感はいずれも死亡率の上昇と関連するが、両者の効果が独立しているのか、孤独感が孤立の影響を伝える感情的経路なのかは不明だった。本研究は、英国高齢者縦断研究(ELSA)に参加した52歳以上の男女約6500人を対象に、家族・友人との接触や市民団体への参加で社会的孤立を、標準的な質問票で孤独感を測定した。平均7.25年の追跡でコックス比例ハザード回帰(=生存時間を分析する手法)を用いたところ、孤立も孤独も死亡率の高さと関連した。しかし人口統計的要因と健康状態を調整すると、社会的孤立は有意な関連を保った(最も孤立した層でハザード比1.26)一方、孤独感は関連しなかった。孤独感は生活の質を損なうが、死亡の観点では孤立を減らす取り組みがより重要だと示唆した。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0056 Holt-Lunstad(2010)の社会的関係と死亡のメタ分析を、高齢者の客観的孤立と主観的孤独に分けて検証した
  • 統合(メタ分析)W0126 Holt-Lunstad(2015)は孤独感も死亡リスクを約3割高めると結論しており、孤独感の独立効果については研究間で結論が分かれている
  • 後続・発展W0404 Courtin(2017)が高齢期の孤立と孤独の健康影響を総説した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 3本

後続研究(この論文を引用している) 7本

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論文ページ
https://doi.org/10.1073/pnas.1219686110
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DOI
10.1073/pnas.1219686110

文献表記(APA第7版)

Steptoe, A., Shankar, A., Demakakos, P., & Wardle, J. (2013). Social isolation, loneliness, and all-cause mortality in older men and women. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 110(15), 5797–5801. https://doi.org/10.1073/pnas.1219686110

影響力の指標

著名度スコア
87.3 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 2,333(うち影響引用 83)・ OpenAlex 2,564
年あたり被引用
166.6
FWCI
85.2(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Health disparities and outcomes
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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