世界の主要ウェルビーイング研究

幸せそのもの 実証

近隣環境とメンタル・ウェルビーイングの社会経済的格差

Neighborhood Environments and Socioeconomic Inequalities in Mental Well-Being.

R. Mitchell, Elizabeth A. Richardson, N. Shortt et al.(2015)American Journal of Preventive Medicine, 49(1), 80–84

ひとことで
緑地と幸福格差の縮小

緑地やレクリエーション空間へのアクセスが良い人々では、経済的困窮によるメンタル・ウェルビーイングの格差が約4割小さいことを示した。

要旨根拠:抄録

緑地へのアクセスが健康の社会経済的格差を縮めうるとの指摘はあるが、他の近隣特性の役割は十分検討されていなかった。本研究は、どの近隣特性がメンタル・ウェルビーイングの格差の縮小と関連するかを調べた。2012年欧州生活の質調査から、34か国の都市住民21,294人のデータを用い、WHO-5(=5項目の精神的健康尺度)と家計の苦しさとの関連が、緑地、金融サービス、交通、文化施設などへのアクセスによって変わるかを多層回帰モデルで分析した。その結果、緑地・レクリエーション空間へのアクセスが良いと答えた人では、経済的困窮によるウェルビーイング格差が40%(WHO-5で8.1点)狭かったが、他の特性にはそうした効果は見られなかった。著者らは、格差そのものを縮められなくても、格差が健康格差に変換されるのを断ち切る「エクイジェニック環境(=格差を和らげる環境)」として緑地が役立ちうると論じている。

研究のつながり

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https://doi.org/10.1016/j.amepre.2015.01.017
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DOI
10.1016/j.amepre.2015.01.017

文献表記(APA第7版)

Mitchell, R., Richardson, E. A., Shortt, N., & Pearce, J. R. (2015). Neighborhood Environments and Socioeconomic Inequalities in Mental Well-Being. American Journal of Preventive Medicine, 49(1), 80–84. https://doi.org/10.1016/j.amepre.2015.01.017

影響力の指標

著名度スコア
35.9 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 375(うち影響引用 11)・ OpenAlex 408
年あたり被引用
31.2
FWCI
17.5(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.4%
分野(OpenAlex)
Urban Green Space and Health

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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