「他人に幸せになってほしいなら、思いやりを実践しなさい。自分が幸せになりたいなら、思いやりを実践しなさい」
If you want others to be happy, practice compassion. If you want to be happy, practice compassion.
— ダライ・ラマ14世 著作・講話
思いやりは他者と自分の両方の幸福の鍵
- 心理学では
- この名言は、思いやり(コンパッション:他者の苦しみに心を寄せ、和らげたいと願う気持ち)や向社会的行動(人のためになる行動)が、受け手だけでなく行う本人の幸福にもつながることを表している。Fredricksonら(2008)は会社員を対象に、他者の幸せを願う慈悲の瞑想を数週間続ける実験を行い、実践した人ではポジティブ感情が増え、周囲からの支えなどの資源が育ち、人生の満足度が高まることを示した。またDunnら(2008)の実験では、渡されたお金を他人のために使った人の方が、自分のために使った人より幸福感が高かった。身近な人の幸せを心の中で願う時間や、小さな親切を一日に一つ加えることが、相手と自分の双方の幸せにつながる。 参考:Fredricksonら(2008)「Open hearts build lives: Positive …」/Dunnら(2008)「Spending Money on Others Promotes …」