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開かれた心が人生を築く:慈悲の瞑想によるポジティブ感情が重要な個人的資源を築く

Open Hearts Build Lives: Positive Emotions, Induced Through Loving-Kindness Meditation, Build Consequential Personal Resources

B. Fredrickson, Michael A. Cohn, Kimberly A. Coffey et al.(2008)Journal of Personality and Social Psychology, 95(5), 1045–1062

ひとことで
慈悲の瞑想と拡張形成

慈悲の瞑想が日々のポジティブ感情を高め、それが個人的資源を増やし、生活満足の向上と抑うつの低下につながることを示した。

要旨根拠:抄録

ポジティブ感情の拡張形成理論(=ポジティブ感情が思考を広げ、長期的に個人の資源を築くという理論)の「形成」の仮説を検証したフィールド実験である。働く成人139人のうち半数を無作為に選び、慈悲の瞑想(ラビングカインドネス瞑想=自他の幸せを願う瞑想)の実践を始めてもらった。その結果、瞑想の実践は日々のポジティブ感情を時間とともに高めた。ポジティブ感情の増加は、マインドフルネス、人生の目的、社会的支援の増加や病気の症状の減少など、幅広い個人的資源の増加をもたらした。そして資源の増加が、生活満足の向上と抑うつ症状の減少を予測した。ポジティブ感情が変化のメカニズムであり、慈悲の瞑想は快楽の踏み車(=良いことにもすぐ慣れる現象)を上回ってポジティブ感情を生む介入であることを示唆する。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0007 Fredrickson(2001)の拡張形成理論を慈悲の瞑想による実験で検証した
  • 後続・発展W0377 Cohn(2009)がポジティブ感情が資源を通じて生活満足を高めることを示し、W0607 Hofmann(2011)が慈悲の瞑想の臨床応用を総説し、W0948 Jazaieri(2013)が思いやり育成訓練のRCTを行い、W1055 Fredrickson(2018)が上昇スパイラル理論を整理した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 15本

ほか 3 件

後続研究(この論文を引用している) 15本

ほか 3 件

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論文ページ
https://doi.org/10.1037/a0013262
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DOI
10.1037/a0013262

文献表記(APA第7版)

Fredrickson, B. L., Cohn, M., Coffey, K. A., Pek, J. C. X., & Finkel, S. M. (2008). Open Hearts Build Lives: Positive Emotions, Induced Through Loving-Kindness Meditation, Build Consequential Personal Resources. Journal of Personality and Social Psychology, 95(5), 1045–1062. https://doi.org/10.1037/a0013262

影響力の指標

著名度スコア
86.4 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 2,348(うち影響引用 115)・ OpenAlex 2,388
年あたり被引用
123.6
FWCI
58.3(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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