高齢者の社会的活動への動機づけと他者との関係性の関連
Interpersonal Relations and Autonomous Motivation of Older Japanese Adults Who Attend Social Activities:
堀口 康太、大川 一郎(2018)教育心理学研究, 66(3), 185–198
老人クラブに参加する高齢者の自律的動機づけは、仲間関係や配偶者・子どもからの活動サポートと正の関連があることを示した。
要旨根拠:抄録
高齢者が社会的活動に自らすすんで参加することは、生きがいや健康の維持につながる。本研究は、老年期の社会的活動における自律的動機づけ(=自分の価値や興味に基づくやる気)に関連する要因として、他者との関係性に着目した。とくに、活動内の仲間関係、配偶者からの活動サポート、子どもからの活動サポート、孫との親密さを取り上げた。関東地方の老人クラブ参加者225名(平均75.5歳)のデータを分析した。性と年齢を制御した偏相関の結果、仲間関係、配偶者からのサポート、子どもからのサポートが自律的動機づけと正の相関を示した。高齢者が自律的に活動へ参加するうえで、周囲との関係性が重要である可能性が示唆される。
研究のつながり
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