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大学生の一般的信頼が精神的健康の改善を導くメカニズム─信頼の解き放ち理論に基づく検討─

How does general trust improve mental health of university students? A study based on the emancipation theory of trust

吉本 貴博、長谷川 晃(2017)感情心理学研究, 24(2), 92–100

ひとことで
一般的信頼と精神的健康

一般的信頼が高い人ほど知り合いを広げる傾向を通じてネガティブ感情が少なくなるという、信頼が心の健康を支える経路を示した。

要旨根拠:抄録

山岸の信頼の解き放ち理論(=他者一般を信頼する人は固定的な関係から離れて新しい関係を築けるとする理論)に基づき、一般的信頼(=見知らぬ他者も基本的に信頼できるという信念)と精神的健康の関連を検討した。日本の大学生を対象に2つの調査(研究1は325名、研究2は402名)を行い、一般的信頼、固定的な関係へのこだわり、知り合いを作る傾向、ネガティブ感情などを測定した。理論と一致して、一般的信頼は固定的な関係と負に、知り合いを作る傾向と正に関連した。また一般的信頼は、ネガティブ感情や神経症傾向と負に、ポジティブ感情の経験しやすさと正に関連した。研究2では、知り合いを作る傾向が、一般的信頼の高さとネガティブ感情の低さの関係を媒介していた。人を信頼することが人間関係を広げ、得られる支えを増やして心の健康につながることが示唆される。

研究のつながり

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論文ページ
https://doi.org/10.4092/jsre.24.2_92
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DOI
10.4092/jsre.24.2_92

文献表記(日本心理学会式)

吉本 貴博・長谷川 晃 (2017). 大学生の一般的信頼が精神的健康の改善を導くメカニズム─信頼の解き放ち理論に基づく検討─. 感情心理学研究, 24(2), 92–100. https://doi.org/10.4092/jsre.24.2_92

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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