文化的自己観とストレスフルイベントの経験頻度が個人の集団表象に及ぼす影響
The effects of cultural self-construal and the frequency of experienced stressful events on group-representation
中島 健一郎、礒部 智加衣、長谷川 孝治、浦 光博(2010)実験社会心理学研究, 49(2), 122–131
相互協調的自己観の人はストレスフルな出来事が多いほど集団を絆の集まりとして捉える傾向が強まることを示した。
要旨根拠:抄録
文化的自己観(=自分を他者と切り離して捉える相互独立か、つながりの中で捉える相互協調か)と集団表象(=集団を共通の目標で結びつくものと見るか、成員間の絆で結びつくものと見るか)の関連、およびストレスフルな出来事の経験頻度による違いを検討した。大学1年生を対象に縦断調査を行い、独自の集団表象尺度が想定通り2因子で信頼性も許容範囲であることを確認した。相互協調性は絆型の集団表象と正に関連し、相互協調的な人はストレス経験が多いほど、相互独立的な人は少ないほど絆型得点が高かった。共通目標型では予測された効果は見られず、集団の特徴との一致から考察された。
研究のつながり
この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 1本
後続研究(この論文を引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.2130/jjesp.49.122
- 無料で読めるか
- ○ ブロンズ(出版社サイトで無料・ライセンス不明) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.2130/jjesp.49.122
文献表記(日本心理学会式)
影響力の指標
- 著名度スコア
- 29.2 / 100 スコアとは
- 被引用数
- J-STAGE 6 ・ Crossref 5 ・ Semantic Scholar 6 ・ OpenAlex 6
- 年あたり被引用
- 0.4(J-STAGE)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 幸せに効くこと文化的自己観文化は幸福の高さより『幸福の形』を決めている
- 幸せに効くこと承認欲求/他者承認への依存自分の価値を「他人の評価」に預けるほど、心は不安定になる
- 名言集ウブントゥ:私があるのは、あなたがあるから(人は他者を通して人になる)南部アフリカの思想
- 名言集他人と比較してものを考える習慣は、致命的な習慣であるバートランド・ラッセル
- 発達マップ不健全な形5つの発達段階で比べた表・心の健康と回復
- 思想マップアドラー(個人心理学)自分は共同体の役に立っているという感覚(共同体感覚)を持って生きられれば、劣等感は勇気に変わり幸福は自ずと訪れる
- 調査・報告書OECD 社会情動的スキル調査OECDが10歳と15歳の粘り強さや共感などのスキルを測り、生活満足度や不安との関係を見る調査。
- 禅語百選天上天下 唯我独尊天にも地にも、ただ我ひとり尊い。すべての存在が、他と比べようのない唯一の尊さをもって、ここにある。
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →