大学生運動部員におけるレジリエンスの2過程モデルの検討
Examination of the Dual Processing Model of Psychological Resilience among University Athletes
上野 雄己、小塩 真司(2015)パーソナリティ研究, 24(2), 151–154
大学生アスリートのレジリエンスが自尊感情を介してバーンアウトを減らし、競技成績の自己評価を介して成長を促すことを示した。
要旨根拠:抄録
レジリエンス(=困難から立ち直る心の力)はスポーツ選手の適応に重要とされるが、否定的な結果の抑制と肯定的な成長の促進という2つの過程を同時に検討した研究は少なかった。本研究は大学生運動部員162名(平均19.7歳)に、レジリエンス、自尊感情、バーンアウト、競技成績の自己評価、競技を通じた成長を尋ねる質問紙調査を行った。構造方程式モデリング(=複数の変数間の因果関係をまとめて検証する手法)の結果、レジリエンスは自尊感情を介してバーンアウトと負に関連し、競技成績の自己評価を介して競技的な成長と正に関連していた。レジリエンスは燃え尽きを防ぐ過程と成長を促す過程の両方に働くという仮説が支持された。
研究のつながり
この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。
先行研究(この論文が引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
後続研究(この論文を引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.2132/personality.24.151
- 無料で読めるか
- ○ ブロンズ(出版社サイトで無料・ライセンス不明) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.2132/personality.24.151
文献表記(日本心理学会式)
影響力の指標
- 著名度スコア
- 16.2 / 100 スコアとは
- 被引用数
- J-STAGE 3 ・ Crossref 2 ・ Semantic Scholar 5 ・ OpenAlex 5
- 年あたり被引用
- 0.2(J-STAGE)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 幸せに効くこと学校レジリエンス・プログラム学校で対処スキルを教えると、子どもの落ち込みや不安が「少し」減るんです
- 幸せに効くことレジリエンス訓練折れにくさは鍛えられる、効果は小〜中くらいです
- 名言集生きる上で最大の栄光は、決して転ばないことにあるのではない。転ぶたびに起き上がることにあるネルソン・マンデラ
- 名言集レジリエンスは、特別な人だけの稀な能力ではない。ごくありふれた、普通の魔法(ordinary magic)であるアン・マステン
- 発達マップWaW:自己成長(新たな学び)の高め方(段階別)5つの発達段階で比べた表・ウェルビーイングと仕事のフレームワーク
- 禅語百選春来草自生春が来れば、草はおのずから生える。はからいや焦りがなくても、時が満ちれば、なるべきことはおのずからなる。
- 調査・報告書はたらく人の幸せに関する調査(パーソル総合研究所×慶應義塾大学 前野隆司研究室)働くことを通じた幸せと不幸せを7因子ずつで測る尺度を作り、日本の就業者の実態を調べた調査。
- 思想マップ悩み相談:人と比べて落ち込む自分・まず読むなら アドラー(個人心理学)/ストア派/仏教(上座部)
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →