世界の論文 ・ B10 自尊感情・自己受容・自己肯定 ・ W0347
主要400 ありのままに 理論
自尊感情への欲求の原因と結果:存在脅威管理理論
The Causes and Consequences of a Need for Self-Esteem: A Terror Management Theory
Jeff L. Greenberg, T. Pyszczynski, S. Solomon(1986)Public Self and Private Self(書籍の章), 189–212
ひとことで
存在脅威管理理論
人が自尊感情を求めるのは死の不安を和らげるためであるとする存在脅威管理理論を提唱した。
要旨根拠:抄録
何千年にもわたり、歴史書、哲学、文学は、人間には自分を善い存在とみなし、自分の行動を道徳的で正当なものと感じたいという欲求があると描いてきた。この100年では近代心理学の重要な人物の多くも、人は自尊心を必要とするという考えを受け入れてきた。なかでもホーナイは、人が好ましい自己像を得て保とうとするやり方を詳しく論じ、臨床の記述は、自尊心を保つ難しさや不適応的な努力がさまざまな心の問題の中心にある可能性を示している。本章ではまず、自尊心への欲求の存在を支持する研究を概観し、次にこの欲求を説明し、自己呈示などの現象で果たす役割を特定する理論を提示する。
関係メモ——この研究のその後
- 論争W0225 Leary(1995)のソシオメーター理論が、自尊感情は死の不安への緩衝ではなく社会的受容の指標だとする対立仮説を示した
- 再現・検証一覧外:Burke, Martens & Faucher(2010)のメタ分析は死の顕現化効果を支持したが、一覧外:Klein et al.(2022)のMany Labs 4では代表的な効果が再現されなかった
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 1本
後続研究(この論文を引用している) 7本
- W0048 幻想とウェルビーイング——メンタルヘルスに関する社会心理学的視点 Taylor(1988) Psychological bulletin 主要400 被引用 8,186
- W0190 低い自尊感情は抑うつと不安を予測するか:縦断研究のメタ分析 Sowislo(2013) Psychological bulletin 主要400 被引用 2,110
- W0225 対人関係のモニターとしての自尊感情:ソシオメーター仮説 Leary(1995) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 2,574
- W0541 本来感の多成分的概念化:理論と研究 Kernis(2006) Advances in experimental social psychology 主要400 被引用 1,017
- W1036 意味とは「重要であること」:人生の意味判断の前提としての一貫性・目的・実存的存在価値の評価 Costin(2020) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 276
- W0593 健康とウェルビーイングを生み出し維持するシステムとしての人生の目的:統合的で検証可能な理論 McKnight(2009) Review of General Psychology 被引用 882
- W0725 理解・目的・存在価値としての人生の意味:統合と新たな研究課題に向けて George(2016) Review of General Psychology 被引用 559
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1007/978-1-4613-9564-5_10
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- DOI
- 10.1007/978-1-4613-9564-5_10
文献表記(APA第7版)
Greenberg, J., Pyszczynski, T., & Solomon, S. (1986). The causes and consequences of a need for self-esteem: A terror management theory. In R. F. Baumeister (Ed.), Public self and private self (pp. 189–212). Springer. https://doi.org/10.1007/978-1-4613-9564-5_10
影響力の指標
- 著名度スコア
- 77.3 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 2,269(うち影響引用 146)・ OpenAlex 2,357
- 年あたり被引用
- 55.3
- FWCI
- 21.0(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.4%
- 分野(OpenAlex)
- Death Anxiety and Social Exclusion
- 主要400の選定
- 著名度スコア上位(概念・年代枠内)
- 注記
- 要旨の見直し(2026-10):書籍の章で抄録はなく、章の冒頭部分から要約
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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