世界の論文 ・ A01 主観的幸福感・生活満足 ・ W1460
幸せそのもの 実証
全国標本の高齢者における複数役割と心理的ウェルビーイング
Multiple roles and psychological well-being in a national sample of older adults.
P. K. Adelmann(1994)Journal of Gerontology, 49(6), S277–S285
ひとことで
高齢者の複数役割と幸福
高齢者が多くの社会的役割を持つほど生活満足度と自己効力感が高く抑うつが低いことを示し、役割強化仮説を支持した。
要旨根拠:抄録
高齢期に多くの役割を担うことは幸福を高めるのか(活動理論・役割強化仮説)、それとも低めるのか(離脱仮説・役割変化仮説)という対立する理論的予測を検証した研究である。米国の全国標本から60歳以上の成人を対象に、従業員、配偶者、親、ボランティア、主婦・主夫、祖父母、介護者、学生といった役割の数と、3種類のウェルビーイング指標との関係を回帰分析で調べた。その結果、役割が多いほど生活満足度と自己効力感が高く、抑うつ症状が低かった。生活満足度に対する役割の効果は女性より男性で大きく、自己効力感との関連は黒人男性で特に強かった。高齢期にも多様な役割に関わり続けることが幸福につながるという見方を支持する結果である。
研究のつながり
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先行研究(この論文が引用している)
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後続研究(この論文を引用している) 4本
- W1096 親切の報酬?向社会性とウェルビーイングの関連に関するメタ分析 Hui(2020) Psychological bulletin 主要400 被引用 315
- W0771 ライフコースにおけるボランティア活動の効果の違い Willigen(2000) The Journals of Gerontology Series B 被引用 753
- W0918 高齢者の心理的ウェルビーイングを守る保護因子としての公式ボランティア活動 Greenfield(2004) The journals of gerontology. Series B, Psychological sciences and social sciences 被引用 623
- W0932 高齢期における自己概念と心理的幸福の性差:メタ分析 Pinquart(2001) The journals of gerontology. Series B, Psychological sciences and social sciences 被引用 628
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- 論文ページ
- https://doi.org/10.1093/GERONJ/49.6.S277
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- 10.1093/GERONJ/49.6.S277
文献表記(APA第7版)
Adelmann, P. K. (1994). Multiple roles and psychological well-being in a national sample of older adults. Journal of Gerontology, 49(6), S277–S285. https://doi.org/10.1093/geronj/49.6.s277
影響力の指標
- 著名度スコア
- 18.2 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 214(うち影響引用 11)・ OpenAlex 211
- 年あたり被引用
- 6.5
- FWCI
- 12.2(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 1.8%
- 分野(OpenAlex)
- Retirement, Disability, and Employment
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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