幸せの名言集

ソニア・リュボミアスキーの名言2選

米国の心理学者。カリフォルニア大学リバーサイド校教授。幸福介入研究の第一人者

「親切な行為を意図的に行うことは、幸福感を高める最も確実な方法の一つである」

— ソニア・リュボミアスキー 『幸せがずっと続く12の行動習慣』(2007)

親切は科学的に検証された幸福介入である

心理学では
この名言は、親切を「意図的な幸福活動」(自分の意思で選び、続けることで幸福感を高める行動)として実践することを勧めている。Layousら(2012)は9〜11歳の子どもに4週間、週に3つの親切をしてもらう実験を行い、親切をした子どもは幸福感が高まり、クラスメートからも好かれやすくなることを示した。またCurryら(2018)は、親切の効果を調べた実験研究をメタ分析(多数の研究結果を統合する手法)し、親切が実行者自身の幸福感を高めるという結果をまとめている。ただし義務感だけで続けると負担になりやすいため、自分らしい親切を選ぶとよい。朝のうちに小さな親切を一つ決めて実行することが、毎日の穏やかな幸福感につながる。 参考:Layousら(2012)「Kindness Counts: Prompting Prosoci…」/Curryら(2018)「Happy to help? A systematic review…」
「幸福の約50%は遺伝的な設定値、約10%は環境、約40%は意図的な活動によって説明される」

— ソニア・リュボミアスキー Lyubomirsky, Sheldon & Schkade (2005)

要旨。数値の解釈には近年修正・批判があることに注意

幸福には自分で動かせる大きな部分がある

心理学では
この名言は、幸福には遺伝による「設定値(人が戻りやすい幸福の基準点)」がある一方、行動で動かせる余地も大きいとする「持続的幸福モデル」を表している。Lykken & Tellegen(1996)は双生児研究で、幸福感の個人差に遺伝が大きく関わることを示した。他方、Sin & Lyubomirsky(2009)のメタ分析(多数の研究の統合)では、感謝や親切などの意図的な活動を促す介入に、幸福感を高める効果が確かめられた。ただし割合は推定法によって変わる目安であり、暮らしの環境を整えることも併せるとよい。今日できる小さな行動を一つ選んで続けることが、幸福を育てる足場になる。 参考:Lykken & Tellegen(1996)「Happiness Is a Stochastic Phenomen…」/Sin & Lyubomirsky(2009)「Enhancing well‐being and alleviati…」

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